天気予報では山行期間を通じて雨の予報でしたが、鳥倉登山口から晩秋の塩見岳に登ってきました。
越路駐車場を出発。ゲート前で登山届を出します。
鳥倉林道を歩きます。
日が差し始めました。この辺りの紅葉はまだまだ美しい。
鳥倉登山口に着きました。ここからまずは三伏峠を目指します。
で、重い荷物で写真をとる余裕もなく、三伏峠小屋まであと200歩に。
結局200歩では足りませんでしたが、三伏峠に到着です。この日は塩見岳に近づくべく、さらに先を目指しました。
翌朝、塩見岳山頂を目指します。ハイマツの葉は霧氷で薄化粧です。
おぉっ!山頂が見えてきました。北面のバットレスが荒々しいです。
まずは天狗岩を慎重に越えます。
すると目前に塩見岳西峰が威圧的に迫ります。
アイゼンを装着している間にガスが晴れました。
凍りついた岩を登っていきます。慎重に。
やりました。西峰山頂です。陽が眩しい。
山頂標の向こうには富士山が。
どこの山に登っても、富士山が見えるとなぜか嬉しくなります。
うねる仙塩尾根とその向こうには白峰三山の稜線が続いています。
すぐ隣の塩見岳東峰です。ここが塩見岳の最高点(3052m)です。
何度でも富士山です。
帰り道は長い。いつまでも山頂からの景色を眺めていたい気持ちを抑え、来た道を戻ります。慎重に。
振り返ると雲の晴れた農鳥岳が見えました。
いろいろな見え方をします。でもどこから見ても塩見岳。
あそこを登ってきたと思うと感無量です。
西日の木漏れ日の下、下山を続けます。
下山しました。鳥倉登山口周囲は西日でカラマツの黄葉が輝いていました。