日和田山・岩登りトレーニング(2015年11月28日)

西武線高麗駅からすぐのところにある日和田山は、岩登りトレーニングに最適な山で、イタローメンバーもかなりの頻度で出没しています。もっぱらトレーニング場所となっているためか、山行回数の割に、あまりイタローホームページでは紹介していない気がしたので、時には写真を載せてみます。

秋晴れの天気でしたが、午前中は岩が冷たくて、登っているとちょっと手の感覚がなくなりそうでした。風がなかったので岩のてっぺんはポカポカで気持ちよかったです。

P1010193たくさんの人が岩にとりついていて、パッと見は空いているところなどなさそうに見えましたが、上達のためには「飲み屋の”のれん”をくぐるように他グループのロープをかいくぐって」やらないといけないようです(笑)もちろん、交代しながら譲り合いながら、接触しないよう十分気を付けて。

今回はイタロー会員5人と別の山岳会の方1人の計6人でした。2人ずつに分かれ、それぞれのレベルでトレーニングします。

日和田2回目の私には、毎週日和田に通っているベテランさんについてもらい、セカンドやトップロープでいろいろなルートを登らせてもらいました。下から見上げると全然登れそうにないところを、いろいろヒントをもらいながら、なんとか上まで辿り着けたときにはとても気持ちが良かったです。

P1010203P1010206こちらは「松の木」というルートにチャレンジ中。昔このルートには松の木が生えていたそうです。

P1010197男岩のてっぺん。なんとか登れましたが、へろへろです。でもアドレナリンが出るのを感じましたー!明るくていい眺めで清々しい気持ちになります。

P1010210もっと登れるように、トレーニング頑張りましょう!

 

2015年10月 山行一覧

10月1日 日和田山(岩登り) 会員4
10月3~4日 鹿島槍ヶ岳・五竜岳(PH) 会員2
10月3日 日光・女峰山(PH) 会員1
10月3日 二子山(岩登り) 会員2
10月4日 谷川岳・西黒尾根(PH) 会員1
10月7日 日和田山(岩登り) 会員3
10月9日 日光白根山(PH) 会員2
10月9日 大山(ハイキング) 会員1 他2
10月10~11日 瑞牆山(ボルダリング) 会員1 他3
10月11日 田代湿原~上州武尊(PH)(中退) 会員4
10月12日 谷川岳(PH) 会員2
10月12日 谷川岳・東尾根(岩登り)(中退) 会員3
10月12日 谷川岳・湯ノ沢出合(ハイキング) 会員1
10月14日 日和田山(岩登り) 会員3
10月14日 八甲田・毛無岱湿原(ハイキング) 会員1 他1
10月15日 奥入瀬渓谷(ハイキング) 会員1 他1
10月16日 白神山地・暗門の滝(ハイキング) 会員1 他1
10月17~18日 甲斐駒ケ岳(PH) 会員3
10月18日 日和田山(岩登り) 会員2 他1
10月18日 十二ヶ岳(ハイキング) 会員3
10月21日 赤城山・鈴ヶ岳(ハイキング) 会員1
10月21日 日和田山(岩登り) 会員3
10月23日 西城州・立岩(ハイキング) 会員2
10月23日 武川岳~伊豆ヶ岳(ハイキング) 会員1
10月24日 日和田山(岩登り・ロープワークトレ) 会員3
10月25日 信越トレール(ハイキング) 会員3
10月25日 富士見台高原(ハイキング) 会員1 他多数
10月25日 日和田山(岩登り) 会員6
10月29日 三つ峠山(ハイキング) 会員1 他1

西上州・表妙義縦走(2015年11月1日)

低山の紅葉も真っ盛りの11月始め、ハイキングコースとしては最難関といわれる表妙義の白雲山〜バラ尾根〜鷹戻しを縦走してきました。

登山者用駐車場から見上げた白雲山。「大の字」は葉の影で隠れちゃいました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

妙義神社へ向かう車道には猿たちが。人を恐れる様子もなく、民家の軒先の柿を食べたりしています。
PB012384

長い石段を登り、山門をくぐって登山口へ向かいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最初の鎖場。まずはウォーミングアップというところでしょうか。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「大の字」に到着です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

麓の景観が素晴らしい。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここから向かう白雲山の稜線が秋空に映えます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

一般コースを離れ、上級登山道へ入ります。「キケン」の文字に気がひき締まります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

急な鎖場が始まります。足場がしっかりしているのでなるべく足で登り、腕力を温存します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いくつもの鎖場を超え、どんどん高度を上げていきます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

見晴に到着。両側は切れ落ちていて高度感は満点です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

手を離せば全てを忘れた世界へ行けます。低山とはいえ、この高度感はすごい。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その後もいくつもの難所を超え、「大のぞき」に到着。ここからは浅間山が見事です。浅間山はきょうはお休みのようです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

天狗岩を超え、白雲山のピークの一つである相馬岳に到着。表妙義の最高点です。二等三角点(相馬ケ岳:1103.79m)があります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

金洞山の向こうに荒船山、さらにその向こうに八ヶ岳連峰が全山見通せます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

再び鎖場の連続を下降し、「バラ尾根」を経て「鷹戻し」へ向かいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

緊張の連続の途中、美しい紅葉と展望に癒されます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いよいよ「鷹戻し」のハイライトである難所へ向かいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

腕力で一気に登れないこともないのですが、ここは安全第一を考え、ロープを出して登ります。日頃のロープワークの練習が生かされます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

鎖は設置されてはいますが、足元は谷底まで切れ落ちています。ロープをつけている安心感は絶大です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

張り出した岩の上でもこの余裕(笑)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

越えてきた白雲山です。いつの間にか西陽になっていました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

下山を開始しますが、その後もいくつも難所が続きます。そう簡単に下山させてはくれないようです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ようやく一般登山道に合流です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

おなじみの第四石門です。一日中緊張の連続でしたが、ハイキングルート最難関を堪能できた一日でした。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA