日和田山・岩場搬出訓練(2015年9月6日)

岩登りをしていて、もし誰かが怪我をして自力で降りれないとき、安全な場所まで仲間が降ろす必要があるかもしれません。そんな時のため、負傷者を安全域まで搬出する訓練をしました。

まずは怪我をした人の状況や、搬出方法などのレクチャーを受けます。
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救助者と負傷者を降ろすためにしっかりとした樹幹にロープを結びます。絶対に解けることのないよう、しっかりと結びます。
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二人分の荷重を負って降ろすので、懸垂下降時のロープの制動を増す工夫が必要です。
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負傷者役を背負って下降します。力が要ります。
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テラスからの収容のため、「斜張り」の準備をします。
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負傷者をロープにセットし、
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下までゆっくりと降ろします。アスレチック気分ではありません。
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この日はこれ以外にも初心者向けの基本的なロープワークの講習も行いました。

怪我などの事故はあって欲しくはないのですが、もしもの時に備えは必要です。真剣に学んだ一日でした。安全登山を心がけましょう。