岩登りをしていて、もし誰かが怪我をして自力で降りれないとき、安全な場所まで仲間が降ろす必要があるかもしれません。そんな時のため、負傷者を安全域まで搬出する訓練をしました。
まずは怪我をした人の状況や、搬出方法などのレクチャーを受けます。
救助者と負傷者を降ろすためにしっかりとした樹幹にロープを結びます。絶対に解けることのないよう、しっかりと結びます。
二人分の荷重を負って降ろすので、懸垂下降時のロープの制動を増す工夫が必要です。
下までゆっくりと降ろします。アスレチック気分ではありません。
この日はこれ以外にも初心者向けの基本的なロープワークの講習も行いました。
怪我などの事故はあって欲しくはないのですが、もしもの時に備えは必要です。真剣に学んだ一日でした。安全登山を心がけましょう。