奥多摩 南秋川水系 軍刀利沢 沢登り(2020年8月16日)

軍刀利沢(ぐんだりさわ)へ行く気になったのは、山行自粛していた6月にある登山ガイドの方が教えてくれたからだ。「先日行った軍刀利沢は、土砂が減りナメ床が増えて、なかなかステキでした。沢登り再開の最初にお勧めします。結構ヘトヘトになれますよ!」というわけでー。

長引いた梅雨がやっと明け、会員6名で久しぶりの山行。ホリデー快速あきがわ1号で武蔵五日市駅に7:55着。その直後の数馬行きバスは急行のため下車予定の南郷バス停は通過とのこと。タクシーは6,000円もするとのことで、結局1時間待って次のバスに乗った。

南郷から矢沢林道を約1時間歩いて出合へ。バスのこともあって入渓は11時と遅い時間になってしまったが、短い沢なので心配はない。すぐに小さい滝が適当な間隔で出てきて、それなりに快適。そのうち、大人数(一種のツアーのような山行グループ?)が下降してきてびっくりする。

最後はヤブこぎもなく尾根に出たのが14:50。浅間峠経由で上川乗バス停への下りでは暑くてまさにヘトヘトになる。17:47のバスで武蔵五日市駅へ。なお、もし次にまた行くとしたら、先のグループのように沢を下降して南郷に戻るのもアリではないか。その方が早いし練習になりそうだ。

短い沢ながら、滝身をノーザイルで登れる小滝が連続
やっぱりシャワークライミングは気持ちいい
“へつり”の練習にも良い

奥武蔵・仙元尾根~蕎麦粒山~有馬尾根(2020年2月9日 前夜発)

圏央道狭山日高ICを降りて浦山大日堂のあたりで前夜泊し、翌朝6:20に出発。道路を少し戻り橋を渡って、いきなりの急登にあえぎ、鉄塔のある仙元尾根稜線に上がると雪が出てきた。そこから緩やかに樹林を行く。

仙元尾根の登り

踏み跡は尾根上にも斜面にもあり、どちらを行ってもいい。天気は良く、荷物も軽いのが嬉しい。大楢を過ぎると傾斜が急になり、雲取方面からの西風が冷たい。登り切ったらそこが仙元峠。

ぽかぽか陽光の仙元峠で一休み

蕎麦粒山の山頂は少し寒かったので富士山を眺め、写真だけ撮って降りる。そこで初めて一人の対向者あり。その方は奥多摩側を周回する予定だったが、道路崩壊のため住民以外は通行禁止でピストン行程になったとのこと。我々は秩父川の周回だから大丈夫。明るく広い尾根を快適に下って日向沢の峰。この分岐を左に下る。

有馬峠は車道のヘヤピンカーブの頂点になっている。進行方向右の道路に有馬山登山口がある。有馬山で一休みし、小さなアップダウンを繰り返し、カヤトの中に奇岩の点在する尾根道を緩やかに下る。

左手に登って来た仙元尾根、遠くに真っ白な浅間山

最後のピークからは一転、標高差80m程の急下降。固定ロープを頼りに降りる。降り切った鳥首峠からはあまりおもしろくないトラバースルートで、沢を渡る箇所は崩落していてわかりにくかった。廃墟(?)を過ぎると間もなく林道終点に出た。車に戻ったのは陽も落ちた17:40。結果的にだいぶ時間がかかってしまったが、青空の下、変化に富んだコースをゆっくりと満喫できた。

2020年8月 山行一覧

8月2日日和田岩登り会員1、他2
8月3日青梅近郊 赤ボッコハイキング会員2
8月6日奥多摩 御岳~大岳山ハイキング会員2
8月7日八ヶ岳 蓼科山~車山ハイキング会員2
8月7日日和田岩登り会員1、他1
8月9~10日八ヶ岳 阿弥陀岳南陵バリエーション会員1、他1
8月9日秩父 般若山~釜ノ沢五峰ミニ縦走会員3
8月10~11日後立山連峰 遠見尾根大遠見山ピークハント会員1
★8月14日日光 男体山ピークハント会員2
★8月14日安達太良山ピークハント会員1
8月16日奥多摩 秋川水系軍刀利沢沢登り会員6
★8月18~21日立山連峰 奥大日岳、立山ピークハント会員2
8月20日大菩薩嶺ピークハント会員2
8月23日天覧山の岩場岩講習会員9

★は前夜発

2020年6月 山行一覧

6月4日広沢寺の岩場岩登り会員1、他2
6月5日景信山~高尾山ハイキング会員1
6月11日日和田岩登り会員1、他1
6月17日日和田岩登り会員1、他1
6月20日奥多摩 三頭山ハイキング会員2
6月21日大阪兵庫県境 能勢妙見山ハイキング会員2、他1
6月26日西上州 鹿岳ハイキング会員1
6月27日日和田岩登り会員1、他2
6月27日奥武蔵 顔振峠~ユガテハイキング会員1
6月27日長野東部 湯ノ丸山ハイキング会員2
6月29日奥武蔵 飯盛山ハイキング会員1、他1

2020年3~5月 山行一覧

★3月1日赤城山外輪 鍋割山~荒山ミニ縦走会員4
3月7日秩父 釜の沢五峰ハイキング会員2、他1
3月7日六甲山系 荒地山ハイキング会員2、他2
3月12日日和田岩登り会員1
3月13日丹沢 大野山ハイキング会員2
★3月15日上越 荒沢山ピークハント会員3
3月19日龍穏寺の岩場岩登り会員1、他1
3月20日八ヶ岳 醤油樽の滝手前アイスクライミング会員1、他1
3月21日中里の岩場岩登り会員2
★3月21日北八ヶ岳 北横岳ピークハント会員2
★3月21日只見 黒姫~守門岳(中退)山スキー会員3
3月25日丹沢 大山ハイキング会員1、他1
3月27日西上州 荒船山ハイキング会員4
3月28日八ヶ岳 春日渓谷(中退)アイスクライミング会員1、他1
4月4日妙義山木戸壁右カンテ岩登り会員1、他1
以降、コロナ禍による山行自粛

★は前夜発

2020年2月 山行一覧

2月1日御坂山塊 三ツ峠ハイキング会員2
★2月2日谷川連峰 平標山(中退)雪山ピークハント会員1
2月8日日和田山ハイキング会員1
2月8日中央沿線 百蔵山~扇山ハイキング会員1
★2月9日奥武蔵 仙元尾根~蕎麦粒山~有間尾根ミニ縦走会員4
2月11日丹沢 広沢寺の岩場岩登り会員1、他1
2月14日赤城 地蔵岳~長七郎山ピークハント会員3
2月15日鈴鹿 竜ヶ岳ハイキング会員2、他3
2月21日日和田岩登り会員1
2月23日奥武蔵 笠山~堂平山ハイキング会員3
★2月24日八ヶ岳 西岳~編笠山ミニ縦走会員1
2月29日日和田岩登り会員1、他1
2月29日中里の岩場岩登り会員2

★は前夜発

北アルプス・蝶ヶ岳 冬合宿(2019年12月28~30日)

今回の冬合宿は5名で蝶ヶ岳に向かった。(本当は6名の予定だったが腰痛で急きょ不参加になってしまった会員がいて、本人もとても無念そうだった。。。)

初日は松本駅で集合してタクシーで釜トンネル入口まで移動。釜トンネルは電灯がなく真っ暗で、歩道はあるがヘッドライトが無いと車にはねられそう。作業トラックも行き交っていて騒音や排気ガスもあり、とても長く感じた。釜トンネル、上高地トンネルから大正池のあたりまではスノーハイクを楽しむ観光客も多くいた。

上高地バスターミナルまではコンクリート道だったがそれほど雪もなく、路面に薄っすら雪がある程度で、ツルツルというわけでもなく、割と歩きやすかった。

誰もいない河童橋

GWや夏には写真を撮るのが大変なほど賑わう河童橋も、この日は誰もいなくて格別な贅沢感を味わった。少し曇っていて、岳沢などはほとんど見えなかったが、人がいないと言うのはそれだけで得した気持ちになるから不思議だ。だから雪山はいい。

上高地の沢は透明度が高い!寒くても輝くようなグリーン。クロカワゴケと言うそうです。

上高地から先は砂利道となり、雪も少し厚くなったが、トレースがくっきりついておりたくさんの人が入っているようだった。

16時過ぎに徳沢に着くと、広いテント場に20ほどのテントが並んでいてびっくり。歩いて来るときはたぶん誰にも抜かされなかったのだが、急に賑わいを感じて嬉しいようながっかりしたような。ここには冬期用トイレも用意されており、さすが上高地と思った。翌日の蝶ヶ岳への登山口を確認した上で幕営。

テントに転がり込んで翌日の行程について相談。元々は、翌日にテントを持って長塀山あたりまで行ってテントを下ろして蝶ヶ岳山頂ピストンして長塀山に戻って幕営、翌々日に長塀山から釜トンネルまで下山という計画だった。しかし荷物も重いし、これだけ登山者が多ければトレースもしっかりついてそうなので、翌日はテントを徳沢に張ったまま山頂ピストンすることにした。1日の歩行距離は長くなるが、荷物が少なければ時間的にはその方が早いかもしれない。

今回は年末だし初日が水平移動のみということもあり、夕食は豪華にすき焼きを食べた。牛肉と野菜、しらたきや豆腐が甘辛いタレに絡んで最高においしかった。ワイワイ言いながら締めのうどんもきれいに平らげて、とても幸せな夕食だった。夜には満天の星空が眺められて、翌日の好天を予感させた。

間違いなく今年最もおいしい夕食だった

3:30に起床。初めからアイゼンをつけたが、あまり凍ってもなく歩きやすかった。おとといあたりに雪が降ったんだろう。ずっと樹林帯の急斜面でジグザグに登っていく。明るくなって木の合間から山並みが少し見えるのだが、雪をかぶった針葉樹に阻まれてよく見えない。空も青空で、早くきれいな山並みを見たいという思いが募る。たまに出てくる少し平らなところも樹木には囲まれていて景色はよくないが、テントを張っているパーティーも3つほどあった。休憩するポイントも少なく、雪を踏みしめて静かに登っていく。

2日目の朝。樹林から朝日が差し込む。

山頂直下で急に樹木がなくなり、雪たっぷりの窪地が現れ、ここで初めて広い青空を臨めた。きれいな新雪で思わず埋まりたくなる。そこから少し登ると急に涸沢岳や北穂高岳が目の前に現れた。びっくりするくらいの近さで目の前に広がっていて、まさに息を呑んだ。それまでずっと樹林帯で全然景色が見えなかったので、なおさら衝撃的に感じた。なかなか憎いルートだ。

風紋がきれい。右に乗鞍岳、左奥に御嶽。

山頂のあたりはさすがに風があったものの、立っているのが苦というほどでもなく、記念撮影する余裕も十分あった。360度の大パノラマで、最高の天気。槍ヶ岳、富士山や荒船山なども見えた(他にもいろいろ見えていたのだが、形からわかる山がこれくらいしかないのが悲しい・・・)。

蝶ヶ岳山頂からの西側のパノラマ。丸見え~!
眼前に広がる穂高連峰。右から北穂、涸沢岳、奥穂、前穂、その左奥に明神岳。

しばし山に見とれるが、じっとしていると寒いので、さっきの窪地まで戻って休憩。何パーティーかが通り過ぎて行ったが、誰もがその窪地を上がったところで現れる景色に歓声を上げていて、「何これ~!やばい!」などの声が聞こえて、それもまたおもしろかった。

窪地は踏み跡のない雪がたっぷりで遊びたくなる
ついついやりたくなるよね

名残惜しいがまた樹林の急斜面を下山。無事にテントに着くと靴を脱いで身軽になり、早速ガスを焚いて温まる。この瞬間も冬山のいいところだ。足が軽くなってじんわりと体が温まってくる。この日の夕食は各自用意した物を食べる。明日は下山だけだと思うとお酒も進む。翌日のために雪を溶かして行動水を作り就寝。

徳沢に戻ってきたのは15時。荷物は軽かったけどやっぱり疲れたー。

翌朝は昨日と打って変わってしんしんと雪が降っていた。この日はもう上高地に向かって水平移動だけなので、本当に昨日登頂できてよかったと思った。行きは上高地から明神まで左岸の車道を歩いてきたが、帰りは右岸を歩くことにした。雪景色の梓川は見るだけでも冷え冷えするが静謐な感じがとてもよかった。しかし、新雪の積もった木道は境界がわかりにくく足を踏み外しそうだし、ところどころ凍って危なかったので、結局右岸の車道を歩いた。車道は車道で、車輪のわだちは凍っているし、わだちを避けると結構雪が積もっていて進みづらい。結局行きよりも1時間くらい余計にかかってしまった。やはりどんどん雪が積もっている中では進み方が全く違う。

上高地バスターミナルのあたりには猿たちが樹上で木の芽を食べていた。体に雪を積もらせながら親子猿がくっついている様子は、夏に見る猿よりもずいぶんかわいらしく見えた。

冬毛がふっさふさ。赤い顔が目立つ。
大正池に浮かぶミステリーサークル?

中の湯でバスに乗車し松本駅へ。松本駅に着いて駅ビルの居酒屋で乾杯、昼食。山の中の食事もおいしいけど、こういう食事もまたおいしい。最高の景色も見られたし、雪山の魅力をたっぷり味わうことができた。一年を締めくくるとても良い山行だった。

2020年1月 山行一覧

1月3日奥武蔵 蓑山ハイキング会員2
1月4日富士山麓 越前岳(愛鷹山)新春ハイキング会員10
1月4~5日八ヶ岳 広河原沢の氷瀑アイスクライミング会員1、他3
1月11日神流の岩場岩登り会員1、他4
1月11日丹沢 塔ヶ岳ハイキング会員2
1月13日箱根 金時山ハイキング会員2
1月17日富士山麓 竜ヶ岳ハイキング会員2
1月18~19日湯川、南沢小滝アイスクライミング会員1、他1
1月22日日和田岩登り会員1、他1
1月25日奥多摩 浅間尾根ハイキング会員3
1月25日丹沢 大山ハイキング会員2
1月31日榛名 掃部ヶ岳ハイキング会員3

2019年12月 山行一覧

12月7~8日兵庫 六甲山ハイキング会員2、他3
12月8日大月近郊 御前山~菊花山ハイキング会員2
12月10~11日北アルプス 八方尾根~唐松岳雪山ピークハント会員3
12月13日富士山麓 石割山ハイキング会員3
12月14~15日八ヶ岳 春日渓谷アイスクライミング会員1、他2
★12月15日両神山塊 天理岳ハイキング会員4
12月21日奥多摩 三頭山ハイキング会員1、他1
12月21日中里の岩場岩登り会員2
12月27日高尾山ハイキング会員2
12月28日奥多摩 高水三山ハイキング会員1、他2
12月28~30日冬合宿 常念山脈 蝶ヶ岳雪山ピークハント会員5
12月28~30日八ヶ岳 赤岳周辺の氷瀑 アイスクライミング会員1、他4
12月26~1月3日台湾 基隆山ほかハイキング会員2

★は前夜発