南高尾山稜~高尾山ハイキング(2021年4月10日)

このルートはイタローメンバーのYさんが前から歩きたいと思っていたようだが、タイミングよくNHKBSの「にっぽん百名山」で紹介された。静かな山歩きで7サミットを踏破するという売りだ。

このコースの登山口は、高尾山口駅から高尾山と逆方向に少し戻ると紹介されていたので国道20号を進んでみたが見当たらないので地図を確認して戻り、地元の人にも教えてもらい、川を挟んで駅前の「高尾山入口」の信号を左に曲がると草戸山への道標があった。

建物のわき道から入り、尾根上の四辻に上がった。ここからは明るい林の中を多少上ったり下ったりしながら徐々に高度を上げていく快適なハイキングがずっと続いた。樹木も草花も若葉が芽吹き、可憐な花をつけた風光る春真っ盛り。

はじめはわりと静かだったが、草戸山(364m)あたりまで行くと登山者が多くなった。山頂の展望台からは市街地がはるか遠くまで見渡せた。左下、木々の間に青く輝く城山湖を見ながら進む。三沢峠の先には立木にフクロウが、西山峠の先では倒木に竜が彫られていた。これは、前述のテレビ番組で地元の人が鋸で形作ったと紹介されていた。お見事! 

そしてこういうちょっとした広場には木のベンチやテーブルが置かれている。もう少し行くと南面の展望が開けた富士見台ベンチがあり、眼下に津久井湖、山稜やや右方向に富士山が白い頭を出していた。日本一の山。このおかげで秀麗富嶽○○など注目してもらえる恩恵を受けた山がどれほどあることか。

三沢峠から大洞山あたりまでは忠実な尾根ルートとすぐ下にトラバースルートがあり、どちらでも大差はないか。中沢山山頂(494m)には聖観音菩薩像が立っていた。金毘羅山山頂(514m)ではテーブル・ベンチの背後に、木の枝をうまく利用してザックをひっかけられるフックが設置されていた。地元の人の粋な計らいでセンスがいい。

大洞山(536m)を通過し、大垂水峠からがんばって上がった。城山カットははじめからその予定。大垂水峠からこちらに来る人は数人しかいなかった。広々とした緩やかな坂をゆっくり登ること45分で公園のような一丁平に到着。とてもにぎわっていたが、幸い一角のテーブル・ベンチが空いていた。さあ、待望のランチタイム。鶏づくし弁当と鮭のり弁だ。おいしいねえ。たまにはこういう山行もいい。

食後に展望広場に上がって見たが、やはり富士山は午後には霞隠れ。高尾山山頂(599m)に寄っていくと、こちらはまだ桜がきれいだった。人が増え、平均年齢が下がったようだ。子供たちも元気に歩いていた。さすがにみんなマスクを着けていた。下山は6号路を選ぶと、まだ新しい木の階段が長く続いたのには驚いた。その後、沢沿いの道になってゴールの高尾山口駅へ。

南高尾山稜は秋あたりにボッカ訓練などにもよさそうだ。その時は、高尾山から稲荷山コースを下ってみたい。気づけばハート型トレールを、ぜひ皆さんとごいっしょに。

伊豆ヶ岳 歩荷トレーニング(2020年12月12日)

年末の焼岳冬合宿(※)の準備山行(歩荷トレーニング、装備点検など)として、伊豆ヶ岳に行った。冬合宿には参加しないNさんも新品の靴とパンツで加わってくれ、6名の山行となった。伊豆ヶ岳は、昨年の歩荷トレで予定を切り上げて武川岳から降りたため登り損ねた山であり、さらには遙か28年前にもイタローメンバーで歩いているが、記憶が薄れている山でもある。この日、予報以上の晴れとなり、上記の目的も達成して晩秋の山歩きを楽しむことができた。

飯能駅からの西武秩父行電車は登山者で満席となったが、東吾野で何かイベントがあるのか大勢の人が降りた。駅右手の少し傾いた階段を降り、線路下のトンネルをくぐって車道をしばらく行くと正丸峠分岐。ツアーらしき団体さんは左の山道へ、私たちはさらに車道を正丸峠方面に歩いて関東ふれあいの道に入る。すぐに右側にボルトの打たれた岩場があったが、暗い感じであまり登りたいとは思わなかった。沢沿いから最後の急坂を登ると奥村茶屋の裏から正丸峠の車道に出る。伊豆ヶ岳へは車道を渡らず茶屋の裏から左の尾根に上がる。その上で初めの一本。Tさん自作のスライス干し柿をいただいた。これはよい。

小高山、長岩峠で山座同定しながら五輪山に到着。ジャンボテントを張って点検するのに良さそうだと目星を付けていたところ。丸い広場にベンチが3台。十分過ぎるほどの広さだ。テントを確認したらたたんで銀マットを広げ、コンロのチェック。Yさんに小さいコッフェルとボンベを持ってきてもらったが、なかなかお湯が沸かず、本人が手でボンベを温めてもまだ待たされる。コンロの火力が弱いのかと思ったら、なんと!ボンベの栓を少ししか開けていなかったためだった。

合宿の共同装備分担が決まると、ジャンボテントとフライなどはそれぞれの人のザックに収まった。さらに、Sさんがみんなに持ってきてくれたおいしいりんごも収まった。ちなみに別のSさんは本番仕様とかで、曰く「シュラフとエアーマットを持ってきた」と。そういうこともあるのかと笑ってしまう。

伊豆ヶ岳山頂直下の男坂は、歩荷トレなのでもともと登る気は無かったがロープが張られ通行禁止となっていた。女坂の方も一部崩壊して新たなルートが切られていた。山頂はちょっと日本庭園のような趣があった。眼下に所沢の西武球場なども見える。周囲の景色を眺めたら、登ったルートを戻り、五輪山を通過して大蔵山から正丸峠分岐へと下る。途中で木の幹に顔を見つけ、点在する大きな岩には、かに岩、ふたご岩と名前があった。車道に出てまた駅の階段を上って終了した。

※ その後、緊急事態宣言が発出されたため、年末の焼岳冬合宿はやむなく中止とした。

2021年1月 山行一覧

1月15日東京近郊 景信山~高尾山山歩き会員1
1月16日奥武蔵 伊豆ヶ岳~子の権現山歩き会員2
1月30日秩父 大持山~武甲山山歩き会員1、他1
1月30日中央沿線 百蔵山山歩き会員2
1月31日鎌倉アルプス山歩き会員1
1月31日小田急沿線 権現山~弘法山山歩き会員2

西上州・四ッ又山~鹿岳 山歩き(2020年11月15日 前夜発)

西上州の岩々した山と紅葉を楽しみに出かけた。前日15時に新座駅を出発、高速道路は空いていたが、南牧村鹿岳駐車場の看板が小さく、暗いため見落として奥に入りすぎてしまった。戻る途中で対向車の地元の人に場所を教えてもらって到着。他に車は無く、トイレの建物の横にテントを張った。トイレは掃除され、きれいにしてあった。夜中に車が一台来て、翌朝にはさらに三、四台増えていた。

朝、テントをたたんで出発。車道を15分下って滝坂・大久保登山口から沢沿いを緩やかに登るとすぐ、「私有地だが駐車許可」という看板が立つ平地があった。二人組2パーティーが追い越していく。最後の急斜面を上がると天狗峠で反対側の展望も開ける。暖かな秋晴れがうれしい。

一息入れて四ッ又山への尾根の登り始めに大天狗と書いた石像があった。以前は小天狗も並んでいたそうだ。落葉した樹間から一ノ岳、二ノ岳の二つの鋭い岩峰から成る鹿岳も姿をのぞかせた。石像のある四ッ又山P1に着き、浅間山や鹿岳の写真を撮っていると10人ほどのパーティーが上がってきた。P2から先へは標識まで少し戻って降り、ロープのあるトラバースに入る。その後小さなアップダウンを越えると四ッ又山が終了したようだ。だいぶ下ってマメガタ峠。明るく気持ちのよい広葉樹の尾根を緩やかに進み、途中の見晴台に上がると梢の邪魔なく、周囲の山々が眺められた。

そしていよいよ鹿岳一ノ岳の岩壁に突き当たる。気を引き締めてロープ沿いに鹿岳のコルに上がると、休憩している人や二ノ岳から降りてきた人で混雑していたため、先に二ノ岳に進む。取り付きは梯子から始まり、10mほどの鎖を伝って斜上する。傾斜は急ではあるが、手すりになる木もあり慎重に足を運べば問題は無い。すれ違いはどこでもできるわけではないので待ってもらったり譲ったりしながらとなる。

山頂は360度の大展望で荒船山も間近だ。夜中、駐車場で一緒だった栃木からの男性も息を切らして上がってきた。三角点の先に続く平らな岩尾根でぽかぽか陽気の下の大休止。さらに先の岩峰にいる数人が絵になる。一ノ岳にも大勢登っている。そろそろ降りようとすると、ハーネスとへルメットを付け、ロープで数珠つなぎになった女性4人をガイドらしき人が連れてきた。私たちもスワミベルトを持ってきていたが今回は使わずに済んだ。

コルに降りて順番待ちがてら休んでから一ノ岳の登りにかかる。登ってみると二ノ岳よりも容易だった。こちらの山頂には他に二、三人のみなので静かでよかった。コルからは分岐を左に下高原登山口に向けて降りる。広葉樹の明るい尾根、少し緊張する岩稜と変化のあるルートを秋晴れに恵まれ、軽い荷物で歩けたいい山行だった。

2020年12月 山行一覧

12月1日日和田の岩場岩登り会員4
12月2日日和田の岩場岩登り会員1、他1
12月5日中央沿線 今倉山~二十六夜山山歩き会員1、他1
12月5日★南佐久 茂来山山歩き会員2
12月6日花脊 雲取山歩荷トレーニング会員2
12月10日日和田の岩場岩登り会員1、他1
12月12日中央沿線 滝子山山歩き会員1、他1
12月12日南牧 桧沢岳の岩場岩登り会員2、他1
12月12日奥武蔵 伊豆ヶ岳歩荷トレーニング会員6
12月13日奥多摩 保之瀬天平山歩き会員1
12月13日★箱根 明神ヶ岳~塔ヶ峰山歩き会員2
12月13日神流の岩場岩登り会員1、他2
12月13日丹沢 大山山歩き会員1
12月17日御坂山塊 三ツ峠山歩き会員1、他1
12月18日富士山麓 越前岳山歩き会員2
12月19日富士急沿線 九鬼山山歩き会員2
12月19日中央沿線 本社ヶ丸山歩き会員1、他1
12月19日春日渓谷氷登り会員1、他1
12月20日比良山系 武奈ヶ岳雪山歩き会員2
12月26~27日春日渓谷氷登り会員1、他1
12月29日神戸近郊 丹生山~帝釈山山歩き会員2
山行日の★:前夜発

2020年11月 山行一覧

11月1日★妙義山(相馬岳)山歩き会員1
11月1日板労祭 奥武蔵 ウノタワ山歩き会員7
11月5日日和田の岩場岩登り会員1、他1
11月6日宇都宮近郊 古賀志山山歩き会員2
11月8日日和田の岩場岩登り会員1、他1
11月8日吾妻沿線 玉城山山歩き会員2
11月10日日和田の岩場岩登り会員3
11月11日日和田の岩場岩登り会員1、他1
11月13日足利近郊 仙人ヶ岳山歩き会員3
11月14日★宇都宮近郊 篠井富屋連峰山歩き会員2
11月14日大菩薩連嶺 小金沢連嶺山歩き会員1
11月15日日和田の岩場岩登り会員1、他1
11月15日★西上州 四ツ又山~鹿岳山歩き会員2
11月19日日和田の岩場岩登り会員1
11月21日南牧 桧沢岳の岩場岩登り会員2、他1
11月20~21日★奥久慈男体山~月居山、矢祭山山歩き会員2
11月21~22日神流の岩場岩登り会員1、他3
11月22日奥武蔵 竹寺~子ノ権現山歩き会員1、他1
11月22日大菩薩連嶺 牛ノ寝通り山歩き会員3
11月22日★奥秩父 笠取山山歩き会員1
11月26日日和田の岩場岩登り会員1、他1
11月28日日和田の岩場岩登り会員1、他1
11月27日秩父 笠山~堂平山山歩き会員2
11月28日秩父 般若山~釜ケ沢五峰山歩き会員1、他1
11月29日★西上州 大岩~碧岩山歩き会員2
山行日の★:前夜発

中央アルプス前衛・経ヶ岳ピークハント(2020年10月3日 前夜発)

経ヶ岳は、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰に囲まれたど真ん中にある絶好のポジションの山ですが、なぜか認知度が高くない山です。おそらく、日帰りの山としては歩行時間が長くしんどいからでしょう。でも、権兵衛峠からのルートなら、まあまあの感じで行けそうだし、北沢山からの展望が良いそうなので出かけてみました。

辰野PAで車中泊して高速を降り、伊那側から木曽側に抜けるトンネルをくぐっってからトンネルの上にある峠に車を走らせました。伊那側からは通行止めだったからです。駐車場には古式ゆかしいトイレもありました。

峠からの道は、電波塔みたいな建物があるピークまで、みかん山にあるようなモノレールが続いていました。何だろうと思ったのですが、その建物への資材運搬用のもののようです。そこで3人の男性パーティーに会いましたが、あとはピークまで誰にも会いませんでした。

伊那谷と南アルプス

北沢山のあたりでは、伊那谷を一望でき、その背後の南アルプス連峰が並んでいます。普段よく見ているのとは逆の並びで、左に甲斐駒、右に荒川、赤石という並びです。振り返った方角には、目の前にデカデカと御嶽山があり、その右手に乗鞍、さらに槍・穂高も望むことができました。

御嶽山方面

この経ヶ岳は中央アルプスの並びにあるのですが、北沢山から少し登ったところで、一番近い木曽駒ヶ岳が大きく目の前に聳えているのが見えました。

木曽駒ケ岳

頂上へは、そこからさらにじっくりと登って行きますが、唐松がきれいで、その間から見えるピークが少しずつ近づいてきます。

稜線より経ヶ岳

そうしてたどり着いたピークにはちょっと細顔の観音様がいて、展望もありますが樹林に囲まれているシブい感じの所でした。別方向からやってきた登山者が何人かいましたが、長丁場ゆえか、すぐに降りて行ってしまい、山頂でも静かな時間を過ごせました。

山頂の観音様

経ヶ岳は、周りに超有名山岳があるせいか、いい山なのに人が多くないようです。でもその静かなところがかえって魅力のいい山だと思います。

2020年10月 山行一覧

10月2日日光白根山ピークハント会員2
★10月3日奥羽山脈 栗駒山ピークハント会員1
★10月3日奥羽山脈 栗駒山ピークハント会員1
★10月3日中央アルプス前衛 経ヶ岳ピークハント会員2
10月13日日和田岩登り会員6
★10月18日志賀 笠ヶ岳ハイキング会員2
★10月18日那須 三本槍ヶ岳~茶臼岳ミニ縦走会員3
10月18日上州武尊山ピークハント会員1、他1
10月18日秩父 破風山ハイキング会員2、他1
10月20日日和田岩登り会員2
10月20日越後 八海山(薬師岳)ピークハント会員1、他1
★10月25日伊豆 天城山ハイキング会員5
★10月25日上州 浅間隠山ハイキング会員2
10月27日日和田岩登り会員1
10月27日鷹ノ巣山~雲取山ミニ縦走会員1
10月31日箱根 明神ヶ岳ハイキング会員2
10月31日南アルプス前衛 日向山ハイキング会員1、他1
10月31日志賀 焼額山ハイキング会員2
★は前夜発

2020年9月 山行一覧

9月8日日和田岩登り会員5
9月11日日光 赤薙山ハイキング会員3
9月18日丹沢 大山ハイキング会員1、他1
★9月20~21日奥秩父 瑞牆山、金峰山ピークハント会員6
★9月21~22日北信越 黒姫山ピークハントなど会員2
9月20~21日奥多摩 御岳山ハイキング会員2、他1
9月29日日和田岩登り会員6

瑞牆山・金峰山ピークハント(2020年9月20~21日 前夜発)

新型コロナの感染拡大防止にも配慮しつつ、久しぶりのテント泊を実施。4名+途中から2名参加で6名の山行となった。

瑞牆山荘の駐車場に前夜泊し、翌朝7時に行動開始。駐車場の横から白樺やミズナラの林が続いている。1時間ほど歩くと目の前に瑞牆山の山容が姿を現した。そこからすぐに富士見平小屋に到着。林の中のテント場という感じで、タープも張りやすい。富士山が見えるようには思えなかったが、とても良いテント場。

テントとタープを張っていると雨が降ってきてしまった。雨がだいぶ強くて、今日はもう瑞牆山には行けないかと思うほどだったが、1時間ほど休んだところで小雨になり、山行開始。

瑞牆山の途中には大岩がいくつかある。桃太郎岩は本当に桃が割れたようにきれいに真っ二つになった大岩。雨上がりだからか、元気なキノコをたくさん見つけた。種類もたくさんあって目を楽しませてくれた。シャクナゲの「花芽」もたくさんついていた。

漫画みたいなキノコ。かわいいようなグロテスクなような。

瑞牆山頂に着いてもガスで何も見えなかったが、休んでいると雲が切れてきて少し周りが見渡せた。富士山は見られなかったけど、崖っぷちからの景色を楽しむことができた。雨が止んで本当によかった。

瑞牆山頂。雲の感じがドラマティック!

14時過ぎにテント場に戻りばらくすると後発隊の2名が到着。高速道路が大渋滞で大変だったようだが、食べ物とビールもたくさん持って来てくれた。隣にテントを張っていたソロ女性にも声をかけて一緒に晩酌。彼女も東京からということで会話が弾んだ。今回のメンバーの内1名はテント泊初ということだったが、天気も回復してくれたおかげで、テントならではの開放的な気持ちを存分に味わえたようだ。

富士見平の木立の中のテント場。若干斜面だが気にならないし水はけも良かった。

翌朝6時、金峰山に向けて出発。こちらもまた林の雰囲気がとても良い。針葉樹と広葉樹がバランスよく生えていて、明るくて苔もきれい。静かな林を満喫しながらゆっくり登っていく。

明るくて静かな森。風で木の幹や葉がこすれる音も良い。

しかし昨日の瑞牆山の方ではあまり人がいなかったが、こちらは続々と人が登っていく。中には熊鈴をずっと鳴らしている人もいてちょっとうるさかった。これだけ人がいたら熊も出てこないと思うし、鳥や小動物たちもびっくりしてしまうから、もう少し配慮してほしいなぁと思った。

砂払の頭から急に木の高さが低くなり、視界が開けてくる。植生もダケカンバやハイマツなどに変わった。道の右側が断崖になっていて、龍の鱗のように石が逆層で連なっているところは凄みがあってカッコよかった。登山道は鎖もしっかりつけられていて、慎重に行けば問題無い。ただ、人が多かったのですれ違ったりするのには時間がかかった。

山頂が見えてから実際に着くまでは思ったより長く感じた。金峰山の山頂標識を確認し、五丈岩の前の大きな広場で休憩。五丈岩は登山道から見るととんがった塔のようだったが、山頂側から見ると四角い大岩が積み木のように積み上げられて大きな砦のよう。中学生くらいの少年が五丈岩のてっぺんまで登っていて、休憩していたギャラリーの注目を集めていた。ガスっていたため富士山の頭が少し見えた程度で、大展望というわけではなかったが、風もなく暑くもなく、気持ちの良い気候だった。

金峰山頂からの帰り。登り返しもあるがこの稜線はカッコよくて好き。

帰りはほぼ下りっぱなしで、久しぶりの山歩きの身にはなかなか長く感じた。14時半頃に富士見平のテント場に着くと前日よりもテントが増えて賑わっていた。テントを撤収して15時半に瑞牆山荘駐車場に下山した。

テントは密閉密接になりがちだが、今回、テント内ではなるべくマスクを着けて、タープも使ったりして気を遣いながらの山行となった。手指の消毒もマメにしつつ、引き続き感染拡大防止に配慮しながら、できるだけテント泊も続けていきたい。

倒木の上に生まれた芽にはいつも勇気づけられる