1月15日 | 東京近郊 景信山~高尾山 | 山歩き | 会員1 |
1月16日 | 奥武蔵 伊豆ヶ岳~子の権現 | 山歩き | 会員2 |
1月30日 | 秩父 大持山~武甲山 | 山歩き | 会員1、他1 |
1月30日 | 中央沿線 百蔵山 | 山歩き | 会員2 |
1月31日 | 鎌倉アルプス | 山歩き | 会員1 |
1月31日 | 小田急沿線 権現山~弘法山 | 山歩き | 会員2 |
月別アーカイブ: 2021年2月
伊豆ヶ岳 歩荷トレーニング(2020年12月12日)
年末の焼岳冬合宿(※)の準備山行(歩荷トレーニング、装備点検など)として、伊豆ヶ岳に行った。冬合宿には参加しないNさんも新品の靴とパンツで加わってくれ、6名の山行となった。伊豆ヶ岳は、昨年の歩荷トレで予定を切り上げて武川岳から降りたため登り損ねた山であり、さらには遙か28年前にもイタローメンバーで歩いているが、記憶が薄れている山でもある。この日、予報以上の晴れとなり、上記の目的も達成して晩秋の山歩きを楽しむことができた。
飯能駅からの西武秩父行電車は登山者で満席となったが、東吾野で何かイベントがあるのか大勢の人が降りた。駅右手の少し傾いた階段を降り、線路下のトンネルをくぐって車道をしばらく行くと正丸峠分岐。ツアーらしき団体さんは左の山道へ、私たちはさらに車道を正丸峠方面に歩いて関東ふれあいの道に入る。すぐに右側にボルトの打たれた岩場があったが、暗い感じであまり登りたいとは思わなかった。沢沿いから最後の急坂を登ると奥村茶屋の裏から正丸峠の車道に出る。伊豆ヶ岳へは車道を渡らず茶屋の裏から左の尾根に上がる。その上で初めの一本。Tさん自作のスライス干し柿をいただいた。これはよい。
小高山、長岩峠で山座同定しながら五輪山に到着。ジャンボテントを張って点検するのに良さそうだと目星を付けていたところ。丸い広場にベンチが3台。十分過ぎるほどの広さだ。テントを確認したらたたんで銀マットを広げ、コンロのチェック。Yさんに小さいコッフェルとボンベを持ってきてもらったが、なかなかお湯が沸かず、本人が手でボンベを温めてもまだ待たされる。コンロの火力が弱いのかと思ったら、なんと!ボンベの栓を少ししか開けていなかったためだった。
合宿の共同装備分担が決まると、ジャンボテントとフライなどはそれぞれの人のザックに収まった。さらに、Sさんがみんなに持ってきてくれたおいしいりんごも収まった。ちなみに別のSさんは本番仕様とかで、曰く「シュラフとエアーマットを持ってきた」と。そういうこともあるのかと笑ってしまう。
伊豆ヶ岳山頂直下の男坂は、歩荷トレなのでもともと登る気は無かったがロープが張られ通行禁止となっていた。女坂の方も一部崩壊して新たなルートが切られていた。山頂はちょっと日本庭園のような趣があった。眼下に所沢の西武球場なども見える。周囲の景色を眺めたら、登ったルートを戻り、五輪山を通過して大蔵山から正丸峠分岐へと下る。途中で木の幹に顔を見つけ、点在する大きな岩には、かに岩、ふたご岩と名前があった。車道に出てまた駅の階段を上って終了した。
※ その後、緊急事態宣言が発出されたため、年末の焼岳冬合宿はやむなく中止とした。
西上州・四ッ又山~鹿岳 山歩き(2020年11月15日 前夜発)
西上州の岩々した山と紅葉を楽しみに出かけた。前日15時に新座駅を出発、高速道路は空いていたが、南牧村鹿岳駐車場の看板が小さく、暗いため見落として奥に入りすぎてしまった。戻る途中で対向車の地元の人に場所を教えてもらって到着。他に車は無く、トイレの建物の横にテントを張った。トイレは掃除され、きれいにしてあった。夜中に車が一台来て、翌朝にはさらに三、四台増えていた。
朝、テントをたたんで出発。車道を15分下って滝坂・大久保登山口から沢沿いを緩やかに登るとすぐ、「私有地だが駐車許可」という看板が立つ平地があった。二人組2パーティーが追い越していく。最後の急斜面を上がると天狗峠で反対側の展望も開ける。暖かな秋晴れがうれしい。
一息入れて四ッ又山への尾根の登り始めに大天狗と書いた石像があった。以前は小天狗も並んでいたそうだ。落葉した樹間から一ノ岳、二ノ岳の二つの鋭い岩峰から成る鹿岳も姿をのぞかせた。石像のある四ッ又山P1に着き、浅間山や鹿岳の写真を撮っていると10人ほどのパーティーが上がってきた。P2から先へは標識まで少し戻って降り、ロープのあるトラバースに入る。その後小さなアップダウンを越えると四ッ又山が終了したようだ。だいぶ下ってマメガタ峠。明るく気持ちのよい広葉樹の尾根を緩やかに進み、途中の見晴台に上がると梢の邪魔なく、周囲の山々が眺められた。
そしていよいよ鹿岳一ノ岳の岩壁に突き当たる。気を引き締めてロープ沿いに鹿岳のコルに上がると、休憩している人や二ノ岳から降りてきた人で混雑していたため、先に二ノ岳に進む。取り付きは梯子から始まり、10mほどの鎖を伝って斜上する。傾斜は急ではあるが、手すりになる木もあり慎重に足を運べば問題は無い。すれ違いはどこでもできるわけではないので待ってもらったり譲ったりしながらとなる。
山頂は360度の大展望で荒船山も間近だ。夜中、駐車場で一緒だった栃木からの男性も息を切らして上がってきた。三角点の先に続く平らな岩尾根でぽかぽか陽気の下の大休止。さらに先の岩峰にいる数人が絵になる。一ノ岳にも大勢登っている。そろそろ降りようとすると、ハーネスとへルメットを付け、ロープで数珠つなぎになった女性4人をガイドらしき人が連れてきた。私たちもスワミベルトを持ってきていたが今回は使わずに済んだ。
コルに降りて順番待ちがてら休んでから一ノ岳の登りにかかる。登ってみると二ノ岳よりも容易だった。こちらの山頂には他に二、三人のみなので静かでよかった。コルからは分岐を左に下高原登山口に向けて降りる。広葉樹の明るい尾根、少し緊張する岩稜と変化のあるルートを秋晴れに恵まれ、軽い荷物で歩けたいい山行だった。
2020年12月 山行一覧
12月1日 | 日和田の岩場 | 岩登り | 会員4 |
12月2日 | 日和田の岩場 | 岩登り | 会員1、他1 |
12月5日 | 中央沿線 今倉山~二十六夜山 | 山歩き | 会員1、他1 |
12月5日★ | 南佐久 茂来山 | 山歩き | 会員2 |
12月6日 | 花脊 雲取山 | 歩荷トレーニング | 会員2 |
12月10日 | 日和田の岩場 | 岩登り | 会員1、他1 |
12月12日 | 中央沿線 滝子山 | 山歩き | 会員1、他1 |
12月12日 | 南牧 桧沢岳の岩場 | 岩登り | 会員2、他1 |
12月12日 | 奥武蔵 伊豆ヶ岳 | 歩荷トレーニング | 会員6 |
12月13日 | 奥多摩 保之瀬天平 | 山歩き | 会員1 |
12月13日★ | 箱根 明神ヶ岳~塔ヶ峰 | 山歩き | 会員2 |
12月13日 | 神流の岩場 | 岩登り | 会員1、他2 |
12月13日 | 丹沢 大山 | 山歩き | 会員1 |
12月17日 | 御坂山塊 三ツ峠 | 山歩き | 会員1、他1 |
12月18日 | 富士山麓 越前岳 | 山歩き | 会員2 |
12月19日 | 富士急沿線 九鬼山 | 山歩き | 会員2 |
12月19日 | 中央沿線 本社ヶ丸 | 山歩き | 会員1、他1 |
12月19日 | 春日渓谷 | 氷登り | 会員1、他1 |
12月20日 | 比良山系 武奈ヶ岳 | 雪山歩き | 会員2 |
12月26~27日 | 春日渓谷 | 氷登り | 会員1、他1 |
12月29日 | 神戸近郊 丹生山~帝釈山 | 山歩き | 会員2 |