夏は沢に限ります。
涼を求めて、白滑八丁で有名な吾妻連峰の中津川に5人で行ってきました。
曇り空でしたが夜半に少し雨がパラついたくらいで、快適な沢中泊も楽しめました。
起点となる中津川レストハウスにはきれいなトイレもあり、遊歩道を少し行けばすぐに入渓できるのもありがたいです。入渓して少し歩くとすぐに「えっ」と思うような光景。まるで護岸工事されているかのようにきれいに傾斜のついた一枚岩が沢を囲んでいます。なんという天然の造形。これが白滑八丁、すごいです。
こんな景観がかなり長く続いていて、「へつり」の練習にはもってこい。水の中をジャブジャブ歩くのも気持ちがいいけど、傾斜のある水際の壁を忍者のように歩くのも面白い。というか、この日は曇っていたので水も結構冷たくてあまり水に入りたくなかったので、大へつり大会となりました。
きれいに岩が挟まった魚留の滝は左岸を巻きます。水がチョロチョロと流れているルンゼで岩と土がグズグズでつかむものが無く、今回の中ではここが一番の難所でした。
そのまましばらく沢に沿って巻道(かつては登山道だった様子だけど今は荒れている)を進み、取水口のあたりで沢に降り、この日はここで終了。取水口の上に芝生の快適な幕営地がありました。時間がたっぷりあったので、河原で昼寝や釣りを楽しみます。釣りの成果は・・・?
日が暮れてきたらもちろん豪快なたき火です。料理はできるし明るいし、すぐに服が乾くし、何よりボーっと見ているだけでも楽しいですね。水が豊富なので冷やし中華もできちゃいます。沢って素晴らしいです!!
翌朝、もっと上流まで行ってもおもしろいようですが、今回はそのまま来た道を戻ります。特に懸垂下降をするような場所も無く、ウォータースライダーやラッコ泳ぎ楽しんで帰ってきました。
今回は白滑八丁のおかげでスラブの歩き方がだいぶ練習できました。ベテラン会員は沢シューズもかなり年季が入っていたのに、忍者のようにスイスイと歩いていて、やっぱり道具よりも訓練がモノを言うのだと感じました。。。がんばろう!
Youtubeに写真と動画のスライドショーも載せていますので、よかったらご覧ください★