夜中から明け方まで、強い雨が降っていましたが、支度を整えて出発する頃には、空も明るくなってきました。中一日、雨のため休養日があったので、足取りも軽くオンネトーから雌阿寒温泉へ下り、雌阿寒温泉からオンネトーキャンプ場までの周回コースを歩きました。
オンネトー登山口から針葉樹林帯を進み、アカエゾマツの根が出ていますがとても良く整備され歩きやすく、四合目まではとても緩やかな道で気持ちよく、六合目からは、ハイマツの樹林帯で一気に視界が開けました。が、残念ながら辺りは真っ白。九合目を過ぎ、山頂を見上げると雲が多いものの青空が広がっていました。
山頂は…360℃の展望が開けている場所なのですが、残念ながら雲があって…。それでも強い風に流された雲の切れ間から見える火星に来たような眺めにとても感動しました。
山頂にあった岩の周りに巣を作っているネズミとの出会いもありました。
雲も晴れ青々としてずっと続く壮大な景色、オンネトーを見ながら歩き、途中で可愛いシマリスに出会いました。こんな風に小動物に出会える山行も心が癒やされてとてもステキです!
雌阿寒温泉の登山口付近は、温泉の川が流れ硫黄の匂い&湯の花たっぷりでした。空は、強い日差しに真っ青な空に雲、夏の空そのもの。この夏の空も北海道では、爽やかでとても気持ちが良かったです。温泉登山口の駐車場からオンネトー迄続くステキな森とオンネトー湖畔を通り、オンネトーの登山口へ戻りました。
楽しい山から戻ったら、次は温泉です。温泉へ入る前に、雨で濡れたテントを乾かすため、駐車場兼原っぱ?へテントを広げ「いざ、温泉へ!」源泉かけ流し、硫黄の香りたっぷり、澄んだ湯に湯の花たっぷりな野趣豊かな少々熱めの湯を存分に味わいました。「窓を閉めないでください」の貼紙に「源泉」感がとてもします。男湯は、林間学校へ来た学生達かと思うほどの大盛り上がりでした。