今回は隔月定例山行の記念すべき第1回。暑いので標高の高い富士前衛の二ツ塚(1929と1804m)に行くことにしていた。が、何とこの日は新五合目Pに向かう道が通行止めとなっていた。御殿場市内から富士山頂を往復する駅伝大会が開催中ということで、昼過ぎまで規制とのこと。あと5分早かったら通れたような気もしたが、、、残念。それにしても富士登山駅伝とはすごい。下の方の区間の人と、上の方の区間の人で全く異なるトレーニングが必要そうだ。
仕方ないので急遽別の山へ。2020年の新年ハイクで行った越前岳(1504m)が手ごろということで、そちらに向かう。リーダーである私の下調べが悪かったのだが、誰も文句も言わずにささっと別案を出してくれるのがイタローのありがたいところ。
登山口となる十里木高原は小さいながらも素敵な原っぱだった。草原の中に富士山に向かって建つお墓があった。今回登山口の看板を見て初めて知ったが、よく聞く愛鷹山というのは山域のことで、越前岳は愛鷹山の一部らしい。(と思っていたが、少し南の沼津市内に「愛鷹山」というピークもちゃんとあるのだと後から聞いた。最高峰は越前岳のようだが、位牌岳、呼子岳、鋸岳、愛鷹山を含めて愛鷹連峰ということのようだ。)
登山道は土がえぐれて木の根が出ているところが多くちょっと難儀したが、心安らぐ雑木林が良かった。あまり景色が見えるところもなかったが、いつの間にか山頂に着いた。ガスっていて富士山は全然見えない。大汗かいて登ったのに残念。蒸し暑い中、山頂ではトンボがたくさん飛んでいた。
図らずも修行山行となったが、ピンク色のシモツケソウ、赤い実をつけたヤブデマリがところどころで励ましてくれた。2ヶ月に1回、なるべく多くの会員が集まってこういった山行が続けていけたらとても良いなと思った。