2020年1月 山行一覧

1月3日奥武蔵 蓑山ハイキング会員2
1月4日富士山麓 越前岳(愛鷹山)新春ハイキング会員10
1月4~5日八ヶ岳 広河原沢の氷瀑アイスクライミング会員1、他3
1月11日神流の岩場岩登り会員1、他4
1月11日丹沢 塔ヶ岳ハイキング会員2
1月13日箱根 金時山ハイキング会員2
1月17日富士山麓 竜ヶ岳ハイキング会員2
1月18~19日湯川、南沢小滝アイスクライミング会員1、他1
1月22日日和田岩登り会員1、他1
1月25日奥多摩 浅間尾根ハイキング会員3
1月25日丹沢 大山ハイキング会員2
1月31日榛名 掃部ヶ岳ハイキング会員3

Loading

2019年12月 山行一覧

12月7~8日兵庫 六甲山ハイキング会員2、他3
12月8日大月近郊 御前山~菊花山ハイキング会員2
12月10~11日北アルプス 八方尾根~唐松岳雪山ピークハント会員3
12月13日富士山麓 石割山ハイキング会員3
12月14~15日八ヶ岳 春日渓谷アイスクライミング会員1、他2
★12月15日両神山塊 天理岳ハイキング会員4
12月21日奥多摩 三頭山ハイキング会員1、他1
12月21日中里の岩場岩登り会員2
12月27日高尾山ハイキング会員2
12月28日奥多摩 高水三山ハイキング会員1、他2
12月28~30日冬合宿 常念山脈 蝶ヶ岳雪山ピークハント会員5
12月28~30日八ヶ岳 赤岳周辺の氷瀑 アイスクライミング会員1、他4
12月26~1月3日台湾 基隆山ほかハイキング会員2

★は前夜発

Loading

2019年11月 山行一覧

11月2日富士山麓 王岳ハイキング会員1、他4
11月2日小仏峠~高尾山ハイキング会員1、他1
★11月3~4日板労祭 奥秩父南面 乾徳山ピークハントと岩登り会員10、他1
11月8日愛鷹連峰 越前岳ハイキング会員3
★11月9日榛名 掃部ヶ岳ハイキング会員2
11月10日日和田岩登り会員4
11月15日前日光 石裂山ハイキング会員3
★11月16日上州 小野子山、十二ヶ岳ハイキング会員2
★11月17日(赤岩尾根改め)西沢渓谷ハイキング会員6
★11月17日奥多摩 岩岳尾根~前飛龍~丹波ピークハント会員1
11月21日榛名 掃部ヶ岳ハイキング会員1、他1
11月30~12月1日奥秩父 雁坂峠越えミニ縦走会員3

★は前夜発

Loading

北アルプス 唐松岳八方尾根(2019年12月10-11日)

今年は雪がなかなか降らず、白馬八方尾根スキー場の一番上のグラートクワッドはまだ動いていませんでしたが、ゴンドラアダムとアルペンクワッドを乗り継いでみると、歩く分には十分な雪の世界でした。

グラートクワッドの下は結構急斜面で最初から体力を使いました。天気も良く汗だく。。。

八方池山荘から上でもバックカントリーの人やスノーハイクを楽しむ人がちらほらいて、トレースはしっかりついていました。所々ズボッと足がはまるのが疲れるので、途中でワカンを付けました。スノーシューのトレースもたくさんありました。

途中、雪面で2千円が落ちているのを発見!トレース上にそのまま落ちてたのが不思議でしたが、それほど風がなかったということです。そのすぐ後に別のパーティーに会ったので、念のため聞いてみたら落とし主がいました。良かった良かった。

八方尾根から眺める五竜岳は黒菱は見えませんが、遠見尾根がなだらかに長く伸びていて、山頂手前のところは急な岩場になっているようでした。五竜岳の向こう側には鹿島槍ヶ岳がきれいな双耳峰を見せつけていてひときわかっこ良かったです。

雪面がまぶしい!

この日は下の樺付近で幕営。下の樺というところは特に看板などはなさそうでしたが、樺の木に囲まれていて風も来なくて良い幕営地でした。この日は夜になってもほぼ無風で、山の歌も口ずさみながら、満月と雪で明るい楽しい夜を過ごしました。

雪を平にならしてテント(アライ エアライズ)を広げる。

翌朝も前日と同様、最高の天気。北には白馬鑓ヶ岳、東には八ヶ岳や南アルプスもよく見え、富士山もオレンジに輝いていました。

モルゲンロートの白馬鑓ヶ岳

テントは張ったままで、前日よりも身軽になって行動開始。下の樺から上の樺へは急斜面で、ワカンではちょっと登りにくかったです。

朝の稜線歩きは楽しい!

丸山を過ぎたあたりから風も出てきて雪が飛ばされて岩が露出しているところもあり、全員アイゼンとピッケル装備に変更。風の影響だと思いますが、踏み跡が浮き上がっているところがあってとても面白かったです。風紋がついた雪面に動物の足跡(狐か犬?)が浮き上がっていて、波の上に浮かぶ花びらのようです。

踏まれたところが硬くなった後に周りの雪が飛ばされて浮き上がっている?なんだか不思議。

このあたりから唐松岳山頂もようやく見えてきました。唐松岳から北に伸びる不帰嶮~天狗尾根も人を寄せ付けなさそうな迫力がありました。

唐松岳頂上山荘への手前あたりはロープがつけられていて、左側が崖になっている箇所もあり、そこは慎重に通りました。頂上山荘付近はさすがに風が強くて、雪粒が顔を叩き、時々ふらついてしまうほどです。でもここまで来ると剱岳も槍ヶ岳も視界に入ってきて本当に美しい。

唐松岳頂上山荘の周りは強風で雪が無い。

頂上も360度見渡す限り白い山並が拝むことができましたが風で立っているのが辛いので、写真だけ撮って早々に下山開始。八方尾根に戻るとパタッと風が来なくなり、気持ちが楽になりました。

どっしりとした剱岳をバックに。

下りは下りで久しぶりの雪山で足に負担が来て、予定よりも時間がかかってしまいました。アルペンクワッドの営業時間が15時までなのですが、何とか14:30には着いて無事に下山できました。力不足な面もありましたが、良い行いのおかげか天気に恵まれ、最高の山行ができました!

Loading

2019年10月 山行一覧

★10月5~6日網掛山、富士見台ハイキング会員2、他多数
10月6日奥秩父 大ナゲシピークハント会員1、他4
10月10日日和田岩登り会員1
10月21日谷川岳西黒尾根~オキの耳ピークハント会員1
10月27日伊豆 城山岩登り会員1、他3

★は前夜発

Loading

2019年9月 山行一覧

9月1日奥武蔵 二子山~武川岳~名郷歩荷トレーニング会員4
9月6日奥日光 戦場ヶ原ハイキング会員3
9月6~7日会津 磐梯山、安達太良山ピークハント会員2
★9月7日北信 戸隠山、高妻山ピークハント会員1
★9月7日八ヶ岳 縞枯山ハイキング会員2
9月8日奥秩父南面 黒川鶏冠山ピークハント会員1
9月13日奥秩父 大弛峠~金峰山ピークハント会員3
9月13日奥秩父 西沢渓谷ハイキング会員1 他1
9月14日榛名黒岩岩登り会員2
9月14日筑波山ハイキング会員2
★9月14~15日八ヶ岳 赤岳ピークハント会員2
★9月15~16日頸城 燕温泉~妙高山~火打山ミニ縦走会員3
9月16日安倍奥 竜爪山ピークハント会員1 他1
9月19~20日八ヶ岳 北横岳、にゅうピークハント会員2 他2
★9月21~22日栂海新道 親不知~白鳥山(悪天中退)縦走会員6
9月26~27日中ア 木曽駒ヶ岳、空木岳 ピークハント会員1
9月28日日和田岩登り会員2
★9月28日奥羽山脈 栗駒山ピークハント会員1 他2

★は前夜発

Loading

2019年8月 山行一覧

7月29~8月13日イギリス湖水地方ハイキング会員2
8月1~5日北アルプス 燕岳~常念岳~一ノ沢縦走会員1、他1
★8月3日十二平~越後駒ヶ岳ピークハント会員1
8月5~7日八甲田山~十和田湖ピークハント、サイクリング会員1
★8月9~11日島々谷~徳本峠~霞沢岳~上高地ピークハント会員2、他1
★8月10~11日越後 十字峡~日向山~中ノ岳~丹後山~十字峡縦走会員2
8月13~14日湯檜曽川支流ケサ丸沢右俣左沢(悪天中退)沢登り会員3
★8月14~15日中房温泉~燕岳~大天井岳往復(悪天中退)ピークハント会員1、他1
8月17~18日奥秩父 小川山廻り目平岩登り会員1、他1
★8月18日奥秩父 丹波川本流沢登り訓練会員4
8月18日浅間山群 三方ヶ峰山ハイキング会員2
★8月25日北八ヶ岳 蓼科山ピークハント会員2
8月25日日和田岩登り会員2
8月25~26日御池~燧岳、会津駒ヶ岳~中門岳ピークハント会員1

★は前夜発

Loading

2019年7月 山行一覧

7月10日北八ヶ岳 蓼科山ピークハント会員1、他3
★7月13~15日北アルプス 北又小屋~朝日岳~蓮華温泉(栂海新道改め) 縦走会員8
7月21日霧ヶ峰ハイキング会員2
7月19~21日加賀 白山ピークハント会員1、他2
7月24日日和田岩登り会員1
★7月28~29日扇沢~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳往復ピークハント会員1、他4
7月29~31日一ノ沢~常念岳~蝶ヶ岳~上高地縦走会員1、他多数

★は前夜発

Loading

2019年6月 山行一覧

6月1日榛名 黒岩岩登り会員2
6月2日奥多摩 青梅丘陵クリーンハイク会員9
6月14日高尾山ハイキング会員2
6月14日日和田岩登り会員1
6月20~21日尾瀬 鳩待峠~竜宮十字路ハイキング会員3、他2
★6月26日鴨沢~雲取山~飛竜山~丹波山ミニ縦走会員1
6月26日日和田岩登り会員1

★は前夜発

Loading

四国春合宿(2019年4月28日~5月5日)

例年の春合宿は東日本の残雪の山に行っていることが多かったが、今年は連休が長いため、例年と趣を変えて四国の三嶺縦走と石鎚山縦走を計画した。家族連れの会員含め、総勢11名でにぎやかな合宿となった。

4月28日(日)
神戸在住のメンバーと新神戸駅で集合し、レンタカーで徳島へ。翌日、翌々日は雨という予報だったため、徳島の三嶺縦走の計画は諦め、29日は剣山ピストンにすることにし、30日以降に石鎚山縦走にすることとした。このため、初日は奥祖谷二重かずら橋キャンプ場に泊まることにした。ここのキャンプ場は、徒歩でしか渡れないかずら橋を渡った対岸にあるので少し大変だが、橋に加えて「野猿(やえん)」という人力ロープウェイ(?)もあり、アスレチックのようでなかなか楽しかった。

奥祖谷二重かずら橋キャンプにある「野猿」。橋を渡った方が早いけどアスレチック的でワクワクする。

4月29日(月)
予報通り、雨。気持ちは上がらないが、とにかく剣山に登るため、登山口へ移動。リフトが動くのは8:30だったが、天気も悪くなる方向だったのでリフトは使わずに登り始めることとした。今回は会員の娘さん(8歳)も同行。悪天候のせいでだいぶ辛そう。稜線に出ると風が強く、とても寒くなった。頂上付近は木道で笹原が保護されているようだが霧雨でほぼ何も見えず、風で声も聞き取りづらいのでみんな黙々と歩いた。山頂(1955m)も看板以外は何も見えず、写真だけ撮ってさっさと下る。山頂直下の大剣神社で登山安全のお参りだけはした。来た道をそのまま下山。下りはあっと言う間だった。そんな感じでほぼ修行のような山行で、娘さんには少し気の毒だった。

うっすらと虹が!リフトの上の駅あたりで。晴れてたら気持ちよさそうな笹原。

登山口にある剣神社。この日が開山日だったので神事も執り行われていた。

下山後、つるぎ町貞光の手打ちうどん屋「のぶ」に立ち寄った。リーズナブルでとてもおいしく、いわゆる讃岐うどんのセルフの店を楽しむことができた。
昼食後にこの日のキャンプ場所を検討。元々は西条市の川原「トリム公園」で幕営予定だったが、雨の中、四阿も炊事場も何も無い単なる川原は辛そうということで、つるぎ町から西条市へ向かう途中の新居浜市民の森キャンプ場に行くことにした。娘さんを連れてきていた会員は家族で桂浜へ向かうとのことで、昼食後にお別れし、以後は8名での行動となった。
新居浜市民の森キャンプ場はゆったりして管理人の方も親切で、良い場所だった。新居浜温泉パナスで濡れた体を温め、四国ローカルスーパー「マルナカ」新居浜本店に買い出しに行った。夜も雨が降り続いていたが、翌朝の予報は曇りのち雨になっていたので、30日は笹ヶ峰登山口から笹ヶ峰キャンプ場まで登ることとした。縦走の方向は、当初は石鎚山側から登ることを想定していたが、天気好転が期待される後の方で石鎚に登頂した方がいいだろうし、石鎚の鎖場も乾いている方が安心だということで、計画とは逆方向にした。山中2泊の予定が1泊増えることになるが、下山日(5月3日)は鳴門に宿をとってしまっていたので、その移動も考えたら余裕がある方が良い。

広くてきれいな新居浜市民の森キャンプ場。無料とはありがたい。

4月30日(火)~5月3日(金)
初日は下山口となる石鎚山ロープウェイ乗り場のPに車1台を置いた後、笹ヶ峰登山口へ。笹ヶ峰登山口までの林道は崩落個所があり、車は2kmほど手前で停めるしかなかったが、歩く分には大したことはなかった。笹ヶ峰キャンプ場(丸山荘)に着く頃には、また雨が降ってきた。丸山荘の方が、空いている部屋を使っていいと言ってくれたので、400円/人を払ってありがたく使わせてもらう。小屋のご主人夫妻(?)はとても親切で、ゴザを貸してくれたり、焼酎やおつまみを分けてくれたりなど、至れり尽くせりだった。

お世話になった丸山荘。ゆったりしていたし、水も豊富だった。

二日目の朝もまだ雨が降っていたが、とにかく行動開始。笹ヶ峰山頂は展望が良く瀬戸内海も見える場所のようだが、あいにくの霧であまり見えなかった。それでも雨が一時的にやんでいて、近くの山並みなどは見えて、ほっと一息つくことができた。その後も雨や霧で言葉少なく進む。桑瀬峠を過ぎて伊予富士までの登りが結構きつく、雨も降っていて足元もよくない。東黒森を過ぎたあたりでちょうどいいテント場を発見。

寒風山のあたりから。雲が低く垂れこめているのも上から見ればそれはそれで美しい。

三日目の朝は強風かつガスっていて暗かった。気が重いがとにかく進んでいると、西黒森に着く頃には風がガスを吹き飛ばしてだいぶ明るくなってきた。雲も一気に吹き飛び、瓶ケ森に着いた時には美しい笹原とともに遠くの景色までよく見え、とても気持ちが良い。
山荘しらさ(休館中)に着くと、開けた駐車場があり、ますます天気も良く、テントを干すのにうってつけのため大休憩をとることにした。この日は時間的余裕もあったのでレインウェアなども干し、靴を脱いで昼寝をした。
15時頃に白石ロッジについて、おでんとビールで乾杯。この日は星もよく見え、明日への期待が高まる夜となった。

石鎚山脈の山並みが見えてきた。眼下にUFO(雄峰)ラインも見える。

瓶ケ森から眺める石鎚山。遠いなー。。。

四日目、日の出とともに行動開始。よく整備された登山道で軽快に進む。二の鎖小屋も最近リニューアルされたのか、とてもきれいだ。ここから鎖場「二の鎖」へ。荷物の重みと割と足場の少ない岩場で難儀した。「三の鎖」は避けて巻き道で弥山山頂へ。ここで荷物を下ろし、天狗岳(石鎚山最高峰)へ。ここがまた両側切れ落ちていてなんとも恐ろしい。昨日よりやや霞んでいて、あまり遠くまでは見えないが、イタローの皆と四国の山まで無事に登れたことに感謝。
あとは樹林帯を降りていくだけ。割と急な道で、登ってくるのはちょっと大変そうだ。やはり逆ルートにして良かった。ところどころ振り返ると、石鎚山が屏風のようにそびえていてなんともかっこよく見えた。

弥山から天狗岳へ。高度感たっぷり!

屏風のように並ぶ石鎚山。右から弥山、天狗岳、南尖峰。最高峰は天狗岳の1982m。

石鎚神社成就社で無事を感謝し、ロープウェイで下山。温泉「武丈の湯」でさっぱりした。
この日は鳴門で民泊を利用。楽しいおもてなしをしていただき、良い思い出になった。

5月4日(土)
漁師料理のお店「びんび家」で朝ごはん。刺身や魚の天ぷら、釜飯などを食す。これまた徳島ローカルスーパーらしき「キョーエイ」鳴門駅前店でお土産になりそうなものを買い込んで、渋滞も心配なので早々に四国を出た。途中、淡路北ハイウェイオアシスで「蛇口から出る玉ねぎスープ」を試飲し、神戸在住の会員宅へ。
この日に帰ることもできたが、皆翌日の新幹線を予約していたので、再び打ち上げの夜。夕食はみんなで餃子を作り、合宿写真を早速ディスプレイで鑑賞した。

5月5日(日)
朝、新幹線の時間まで暇なので、新神戸駅の裏にある布引の滝まで散歩。5月の朝の風が気持ちよく、のんびりした朝だった。その後、荷造りをして9時半頃に会員宅を出発、帰京した。

前半は天気に恵まれず計画通りには行かなかったが、会員同士の力で臨機応変に対応できたのが何よりだった。人数も多く長い行程ではあったが、お互いに協力しあって、楽しい良い合宿となった。山中3泊で四国の屋根をじっくり歩けたことも充実感があったし、時間的にも余裕があったので、山旅としてもおもしろい春合宿であった。

笹ヶ峰~石鎚山の間でたくさん見かけたアケボノツツジ。可憐な咲き方で、天気が悪くても楽しませてくれた。

Loading