イタローの仲間から四阿山でのスキー山行の写真が届きました。
天気も良く、最高のスキー山行でしたね。
西上州の荒船山に登ってきました。山頂が平らで麓から見上げると航空母艦のような特徴的な形の山です。第3期火山のカルデラの一部で、侵食によりこのような形が残りました。日本二百名山の一つです。
イタローの山行は前夜泊が多いです。今回も麓でテント泊ですが、例によって酒盛りです。これだけは省けません(笑)
翌朝。曇天ですが山行に支障はないようです。準備を整えて出発です。
荒船山の特徴である断崖が見えてきました。150mはあるそうです。
頂上台地に出ます。さしずめここは船の甲板ですね。本当に平らで高原を歩いているようです。
断崖を大地の上から覗きます。もっと縁まで寄って覗き込みたいのですが、大変危険です。過去に転落事故もあったそうです。
少し先に東屋と艫岩展望台があります。ガスで展望はあまりよくありませんでしたが、高度感はあります。
頂上台地をさらに進み、林の向こうに見える最高点の経塚山を目指します。
成人の日の連休を利用して赤岳に行ってきました。
美濃戸口の八ヶ岳山荘駐車場でビーコンテストをしました。正常に動作するかどうかを確認します。
林道を歩いて美濃戸に到着です。冷たくて美味しい水が出ていました。
まだ明るい午後3時過ぎから早くも酒盛りです。非日常は楽しい。
で、翌朝。目指す山はガスで見えません。防寒装備を整えて出発です。
文三郎道を上がった「赤岳の肩」にて。暴風と雪煙で視界が得られません。この付近でも気温はマイナス20度くらいにはなっていたようです。耐風姿勢で堪えます。結局頂上まで200m手前で引き返しました。安全第一です。
樹林帯におりて行者小屋まで間もなくの地点です。出発時とは変わって素晴らしい青空です。阿弥陀岳の頂上付近には雪煙が巻いていますが、綺麗です。
行者小屋までおりてきました。ちょっとした時間の違いで山の様子は全然違ってしまうのですね。今この時山頂にいればなぁ。
天気予報では山行期間を通じて雨の予報でしたが、鳥倉登山口から晩秋の塩見岳に登ってきました。
で、重い荷物で写真をとる余裕もなく、三伏峠小屋まであと200歩に。
結局200歩では足りませんでしたが、三伏峠に到着です。この日は塩見岳に近づくべく、さらに先を目指しました。
翌朝、塩見岳山頂を目指します。ハイマツの葉は霧氷で薄化粧です。
おぉっ!山頂が見えてきました。北面のバットレスが荒々しいです。
うねる仙塩尾根とその向こうには白峰三山の稜線が続いています。
すぐ隣の塩見岳東峰です。ここが塩見岳の最高点(3052m)です。
帰り道は長い。いつまでも山頂からの景色を眺めていたい気持ちを抑え、来た道を戻ります。慎重に。
下山しました。鳥倉登山口周囲は西日でカラマツの黄葉が輝いていました。
イタローの夏合宿。今年は沢合宿になりました。
場所は百名山の甲武信岳の南面を下る笛吹川の源流域。
前夜泊で西沢渓谷入口から出発。初日は東沢を、二日目は釜ノ沢を遡行しました。
最後は甲武信岳に登頂し、二日間を締めくくりました。
何度となく渡渉を繰り返し、遡っていきます。
奥秩父らしい苔に覆われた旧登山道も歩きます。
「ホラの貝」の入口です。
山の神に挨拶と山行の安全を祈願します。
左手に「乙女の滝」(50m)が現れました。
次は前方に「東のナメ沢」(4段300m)が見えてきました。
釜ノ沢出合の少し手前でタープを張りました。今夜はここで寝ます。夕食の準備を始めます。
あらら、雨が降ってきたと思ったらみるみる濁流に。
時折降ってくる雨にも負けず、焚き火を熾します。
夕飯は煮麺と…
おいなりさんです。
もちろん、食事の後は各自運び上げたお酒で「カンパーイ!」
雨がパラついたらタープに戻って山の唄を皆で歌います。手には「イタロー歌集」が。
空に星が覗くこともありました。焚き火を囲んで酒を飲みつつ、夜は楽しくふけていくのでした。
合宿二日目。深夜に降っていた雨もあがり、釜ノ沢へ出発です。
まずは「魚留めの滝」(8m)を越えます。
これを越えると釜ノ沢名物の「千畳のナメ」が現れます。水量は多めですが、素晴しい景観です。
そして現れたのが「両門ノ滝」です。ここで集合写真を撮りました。(トップ写真)
その後は「薬研の滝」(20m)をロープを出して越え…
ゴーロ帯の後に続く急な斜面を遡行。水量が徐々に少なくなってきました。
ポンプ小屋を経て甲武信小屋の前に出ました。ここで遡行終了です。
体力のある若者達?はカラ身で甲武信岳山頂へ。まっ白で何も見えない(笑)
あとは近丸新道を下って下山しました。天候への備えや沢での生活技術など、多くを学べた密度の濃い山行でした。みんな、がんばりました!
前回の奥多摩水根沢に続き、沢登りに行きました。
林道脇を降りて入渓します。
最初の徒渉は水流が強く、足下をすくわれそうでした。ここから竜喰谷が始まります。
最初の滝です。いきなりずぶ濡れもどうかと思い、ここは巻きました。
間もなくきれいなナメが現れます。
気持ちがいいです。
次の幅広8m滝は右岸を巻きます。ロープを出して…。
釜付き3m滝は…
右岸をへつって登ります。
先に進むと竜喰谷名物の「下駄小屋ノ滝」が現れました。
下駄小屋ノ滝を越えたらすぐに降りて先へ進みます。
隊長がナメた斜面をバランスよく登っていきます。
やがて水流も少なくなり…
せせらぎとなって…
大常木林道にかかる木橋に着きます。ここで遡行終了。
仕上げは丹波山温泉のめこいの湯で。楽しい一日でした。
梅雨の合間の好天日に都心からアクセスも良い水根沢に行きました。快晴です!
入渓地点です。前日まで続いた雨のため、水量は多めです。
遡行を始めます。
沢底を歩いたり、岩壁をつたったりしながらズンズン進みます。
滝の脇を岩壁をつたって登ったり…。
流水中の倒木に足をかけて登ったりします。
ベテランの柔らかいタッチの登りをご覧ください。
ドウドウと流れ落ちる滝の脇を登ります。
ロープを出してもらい、それっ! ドッボーン!
その先には木漏れ日に輝く廊下が続いていました。
川幅が狭まり、水の勢いが増します。流圧に負けず、立ち向かいます。
あともう少し…。
帰りは林道を下ります。橋の板が抜けそうです。
今日一日の頑張りを労い、みんなで「カンパーイ!」 楽しい一日でした。