北八ヶ岳・天狗岳ピークハント(2015年12月19~20日)

会員3名で雪の天狗岳に行ってきました。渋の湯から黒百合平経由の方が一般的のようですが、混雑を避けるため唐沢鉱泉から西尾根ルートで行ってきました。朝出て10:30頃唐沢鉱泉に着くと、10台ほど車が停まっていました。この土日は全国的にも天気が良く、最高の山日和でした。OLYMPUS DIGITAL CAMERAしばらく針葉樹林の登り。今年は雪はあまり無いようで、道もはっきりしていて特に苦労せず登って行きます。第一展望台に来ると急に視界が開けて、八ヶ岳の山並みや南アルプスなどもよく見えます!OLYMPUS DIGITAL CAMERA針葉樹が絵に描いたクリスマスツリーのように、重たげに雪をかぶって、さらにつららのオーナメントまでつけています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA第二展望台はさらに赤岳や阿弥陀岳が近づいてきてかっこいい!他にいいテント場がなく、もう人も来ない雰囲気だったのでここにテントを張ってしまいました。O赤岳をピンク色に染めて夕陽が沈んでいきます。OLYMPUS DIGITAL CAMERA翌朝も快晴!雪のついた岩場はアイゼン(クランポン)をつけて慎重に登って行きます。澄んだ空気に影天狗もくっきりと出ていました。kagetengu後ろの白いのは御嶽山のようです。遠くに諏訪湖も見えました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA一瞬雲かと思ったけど、北アルプスが白く輝いていました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA無事に登頂!さすがに山頂は風が強かったですが、一点の曇りもない気持ちのいい空でした。OLYMPUS DIGITAL CAMERA東天狗に向かいます。この時間、西天狗から東天狗に向かうのは私たちだけでしたが、東天狗から来る人はたくさんいます。このあたりで元イタロー会員の方にばったり遭遇しました。時々ホームページを覗いてくださっているようで嬉しかったです。またイタローにも顔を出してくださいね!OLYMPUS DIGITAL CAMERA帰りの下り道は特に慎重に、でも景色がきれいなのでそちらに気を取られそうになります。第二展望台にデポしていたテントを回収して下ります。風が無いため、のんびり景色を眺める余裕もありました。O下山後は唐沢鉱泉に入浴してのんびり帰ります。帰り道、こんなに眺めのいいところを発見!緑屋根の建物も素敵でした。あー、別荘を建てたいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA今年の冬は雪が少ないようだし、素晴らしい天気のおかげで雪山入門者の私にとっても厳しい思いをせずに山行を楽しむことができました。毎回こんなに恵まれることは無いでしょうが、年の瀬にとても良い山行ができました。

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日和田山・岩登りトレーニング(2015年11月28日)

西武線高麗駅からすぐのところにある日和田山は、岩登りトレーニングに最適な山で、イタローメンバーもかなりの頻度で出没しています。もっぱらトレーニング場所となっているためか、山行回数の割に、あまりイタローホームページでは紹介していない気がしたので、時には写真を載せてみます。

秋晴れの天気でしたが、午前中は岩が冷たくて、登っているとちょっと手の感覚がなくなりそうでした。風がなかったので岩のてっぺんはポカポカで気持ちよかったです。

P1010193たくさんの人が岩にとりついていて、パッと見は空いているところなどなさそうに見えましたが、上達のためには「飲み屋の”のれん”をくぐるように他グループのロープをかいくぐって」やらないといけないようです(笑)もちろん、交代しながら譲り合いながら、接触しないよう十分気を付けて。

今回はイタロー会員5人と別の山岳会の方1人の計6人でした。2人ずつに分かれ、それぞれのレベルでトレーニングします。

日和田2回目の私には、毎週日和田に通っているベテランさんについてもらい、セカンドやトップロープでいろいろなルートを登らせてもらいました。下から見上げると全然登れそうにないところを、いろいろヒントをもらいながら、なんとか上まで辿り着けたときにはとても気持ちが良かったです。

P1010203P1010206こちらは「松の木」というルートにチャレンジ中。昔このルートには松の木が生えていたそうです。

P1010197男岩のてっぺん。なんとか登れましたが、へろへろです。でもアドレナリンが出るのを感じましたー!明るくていい眺めで清々しい気持ちになります。

P1010210もっと登れるように、トレーニング頑張りましょう!

 

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西上州・表妙義縦走(2015年11月1日)

低山の紅葉も真っ盛りの11月始め、ハイキングコースとしては最難関といわれる表妙義の白雲山〜バラ尾根〜鷹戻しを縦走してきました。

登山者用駐車場から見上げた白雲山。「大の字」は葉の影で隠れちゃいました。
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妙義神社へ向かう車道には猿たちが。人を恐れる様子もなく、民家の軒先の柿を食べたりしています。
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長い石段を登り、山門をくぐって登山口へ向かいます。
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最初の鎖場。まずはウォーミングアップというところでしょうか。
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「大の字」に到着です。
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麓の景観が素晴らしい。
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ここから向かう白雲山の稜線が秋空に映えます。
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一般コースを離れ、上級登山道へ入ります。「キケン」の文字に気がひき締まります。
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急な鎖場が始まります。足場がしっかりしているのでなるべく足で登り、腕力を温存します。
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いくつもの鎖場を超え、どんどん高度を上げていきます。
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見晴に到着。両側は切れ落ちていて高度感は満点です。
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手を離せば全てを忘れた世界へ行けます。低山とはいえ、この高度感はすごい。
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その後もいくつもの難所を超え、「大のぞき」に到着。ここからは浅間山が見事です。浅間山はきょうはお休みのようです。
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天狗岩を超え、白雲山のピークの一つである相馬岳に到着。表妙義の最高点です。二等三角点(相馬ケ岳:1103.79m)があります。
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金洞山の向こうに荒船山、さらにその向こうに八ヶ岳連峰が全山見通せます。
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再び鎖場の連続を下降し、「バラ尾根」を経て「鷹戻し」へ向かいます。
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緊張の連続の途中、美しい紅葉と展望に癒されます。
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いよいよ「鷹戻し」のハイライトである難所へ向かいます。
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腕力で一気に登れないこともないのですが、ここは安全第一を考え、ロープを出して登ります。日頃のロープワークの練習が生かされます。
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鎖は設置されてはいますが、足元は谷底まで切れ落ちています。ロープをつけている安心感は絶大です。
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張り出した岩の上でもこの余裕(笑)
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越えてきた白雲山です。いつの間にか西陽になっていました。
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下山を開始しますが、その後もいくつも難所が続きます。そう簡単に下山させてはくれないようです。
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ようやく一般登山道に合流です。
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おなじみの第四石門です。一日中緊張の連続でしたが、ハイキングルート最難関を堪能できた一日でした。
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飯豊山地・朳差岳(2015年9月20~22日)

シルバーウィークを利用して山形・新潟県境の朳差岳(えぶりさしだけ)に行ってきました。前日の車移動(休憩込み)で7時間近くかかりました。。。やっぱり山形は遠い。

飯豊山荘の丸森尾根登山口から入ります。飯豊山荘の駐車場は満車だったけど丸森尾根はあまり人気はなく、小雨の中、急登を進みます。
IMG_2517天気はだんだん回復していき、地神北峰に着くと視界が突然開けて、頼母木山方面は紅葉に染まっていました!紅葉なんてまったく期待していなかったのに、やはり東北の秋の訪れは早い。

IMG_2542IMG_2564頼母木小屋はすでにたくさんのテントが張られていましたが、なんとかトイレの目の前の位置を確保。でもここのトイレはバイオトイレできれいだし匂いもありませんでした。さらにこの小屋は沢から汲み上げられた水が蛇口からじゃんじゃん流れていて、キンキンに冷えたビールも売られていました。そしてイタローのジャンボテントはひときわ目立っていました。6人で一つのテントに一緒にいられるというのは楽しい。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAIMG_2702 - 繧ウ繝斐・ (2)2日目は頼母木小屋から朳差岳へのピストン。荷物も軽い上に、快晴の天気。スキップしたくなります。朳差岳の南にある鉾立峰はなかなか急でしたが、草花やバッタやカタツムリなどに癒されながらゆっくり登ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAEverybody!朳差!

IMG_2646 - 繧ウ繝斐・ (2)頼母木小屋の管理人さんから、朳差岳山頂から前朳差岳方面に少し下った先に長者平という、池塘のある素晴らしい草原があるとのことで、そちらまで足を延ばしました。
IMG_2667朳差岳をバックに人文字。わかるかなー?「えぶり」の字は木へんに「八」が正しいそうですが、フォントによっては木へんに「入」になってしまうものもあるようです。IMG_2669 - 繧ウ繝斐・ (2)

001(2)飯豊山地や蔵王、朝日連峰をぐるっと見渡すことができ、膝丈で金色に染まった優しい草むらと美しい水をたたえた池塘が極上の楽園に思えました。この場所は数年内に自然保護のため立ち入り禁止になるかもしれないとのこと。今来れてよかった、と心底思いました。

この日は昼過ぎからテント前でおしゃべりをしたりゲームをしたり昼寝をしたり、ゆったりと過ごせました。また、昨夕よりもさらに美しい夕陽にも出会えました。

SONY DSCSONY DSC 夕陽は佐渡島に落ちて行きました。

IMG_27243日目は地神山に戻って門内岳まで行きました。こちらの尾根も紅葉が美しく、起伏もそれほどないのでルンルンです。

IMG_2763門内小屋でUターンし、梶川尾根から飯豊山荘に下山しました。梶川尾根は丸森尾根よりもさらに急で、ここを登るのはあまり想像したくない感じでした。。。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA飯豊はどこも急登ばかりで、なかなか甘くないようです。それでもその先にあの幸福な尾根や草原や池塘があるかと思うとなかなか奥深く、どんなに急登でも、東京から遠くてもやっぱりまた来たいと思いました。いい天気とテント場に恵まれ、とても充実した至福の山行となりました。

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日和田山・岩場搬出訓練(2015年9月6日)

岩登りをしていて、もし誰かが怪我をして自力で降りれないとき、安全な場所まで仲間が降ろす必要があるかもしれません。そんな時のため、負傷者を安全域まで搬出する訓練をしました。

まずは怪我をした人の状況や、搬出方法などのレクチャーを受けます。
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救助者と負傷者を降ろすためにしっかりとした樹幹にロープを結びます。絶対に解けることのないよう、しっかりと結びます。
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二人分の荷重を負って降ろすので、懸垂下降時のロープの制動を増す工夫が必要です。
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負傷者役を背負って下降します。力が要ります。
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テラスからの収容のため、「斜張り」の準備をします。
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負傷者をロープにセットし、
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下までゆっくりと降ろします。アスレチック気分ではありません。
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この日はこれ以外にも初心者向けの基本的なロープワークの講習も行いました。

怪我などの事故はあって欲しくはないのですが、もしもの時に備えは必要です。真剣に学んだ一日でした。安全登山を心がけましょう。

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尾瀬・笠科川井戸沢(2015年8月30日)

今回も沢の報告です。沢以外の山行もあるのですが、夏は沢の写真で涼んでください!・・といっても今年のお盆以降は雨続きでなかなか思うような山行ができませんね。今回、笠科川のタル沢・ワル沢を遡行して、井戸沢を下降する予定でしたが、雨のため、流域面積の小さい井戸沢の方を遡下降してきました。

前日から弱雨で、夜半に一時強く降ったりしつつも、朝10時過ぎには小ぶりになったのでいざ、井戸沢へ突入!ちょっと肌寒かったですが、深く浸からなければいけないところはなく、快適に歩いて行けます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAナメ滝は苔がついていてちょっと滑ります。OLYMPUS DIGITAL CAMERAホールドが豊富な滝は思い思いに取りつきます。OLYMPUS DIGITAL CAMERA露に濡れた草花もきれいです。OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAそれほど水量は増えていないようで、ほとんど濁らずきれいな流れでした。OLYMPUS DIGITAL CAMERADSCN11791時間半ほどで二俣に到着。タル沢・ワル沢を遡行して来る計画でも、このあたりで井戸沢に出てくる予定だったので、遡行終了し、Uターン。苔が滑るところもあり、用心しながら下ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 懸垂下降の練習に最適なポイントもあり、ベテラン勢に見守られて、比較的新しく入った会員で支点工作をしました。DSCN1194 OLYMPUS DIGITAL CAMERA実は今回の参加者6名の内2名は3年前にも来ているのですが、雨で沢が増水していて、沢に一歩も入らず帰ってきたとのこと。今回も雨でしたが、一応井戸沢の遡下降はできたので、一歩前進です(^_^;)タル沢の入渓点をちらっと覗いてきましたが、美渓の雰囲気を感じました。また次回のお楽しみということで、今回はゆっくり南郷温泉しゃくなげの湯に寄って帰ってきました。

まだもう少し沢登りを楽しみたいので、残暑よ、戻ってきておくれー!

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谷川連峰・東黒沢(2015年8月2日)

連日の猛暑の中、極上の涼を求めて東黒沢へ沢登りに行ってきました。

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土合の駐車場から東黒沢に沿って山道を進み、適当なところで沢床に降ります。
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早速きれいなナメ床が出迎えてくれます。
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程よく冷たく、澄んだ淵へ涼を求めて飛び込んだりします。
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やがて目の前に東黒沢の名物、「ハナゲの滝」があらわれました。ハナゲって…(笑)
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あまりにも気持ちいいので「ハナゲの滝」を前に隊長は寝ています。それとも昨晩飲みすぎ?
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一休みのち、「ハナゲの滝」を登ります。
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その先も快適な遡行を続けます。
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まん丸な巨岩をすり抜けます。
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白毛門沢の出合に到着。見事なケルンが積んでありました。
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東黒沢をさらに進みます。
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本当に快適なナメ床がどこまでも続いています。沢筋を吹く風も心地いいです。
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二次元画像でこの快適さを伝えるのは難しい。
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ときどき滝を登りつつ…
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徐々に水量も少なくなってきました。
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ここが今回の目的地、丸山沢の分岐です。陽が入って眩しいです。次回の沢旅はさらにここから先の宝川方向へ乗越す計画です。山中一泊の沢旅が楽しみです。
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下山はもと来た沢筋を下りましたが、ウォータースライダーで爽快に(笑)
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吾妻連峰・前川大滝沢(2015年7月12日)

山形と福島の県境にある吾妻連峰の大滝沢に3人で行ってきました。少し遠いので前日は早めに東京を出て、入渓点近くの駐車場でゆっくりまったり、満天の星空とホタルも楽しめました。

駐車場からすぐに入渓できるのもうれしい。そしてすぐにきれいな滝。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA続いて、沢の名前となっている滑川大滝も入渓して30分くらいで登場!雄大な大滝に目を奪われました。末広がりの形と、赤い岩盤と白い水のコントラストが美しい。

大滝mazu-大滝はとても登れそうにないので、左にあるしっかりした巻道を行きます。2か所、短い距離だけど、下が切れ落ちていて緊張するトラバースがありました。

岩間からお花も咲いていました。

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岩が赤いというよりもおそらく水の中の鉄分が多くて、水があたっている岩が赤くなっている感じがしました。水自体は透明なんだけど。フリクションはかなり良くて、直登できる滝ばかり。

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大滝沢は大滝はもちろん素晴らしいですが、広くて明るいナメ床が続いていて、こんな天気のいい日はとても清々しく開放的な気持ちにさせてくれます。うーん、最高。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA登山道とクロスするところで遡行終了。下山道も踏み跡はしっかりしています。ところどころ、炭鉱か何かの貨物用の廃線路が残っていて、郷愁を誘います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA何よりうれしいのが下山したところに滑川温泉があるということ!こんなにすべて揃った素晴らしい沢があるなんて。まったく幸せすぎます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA本当に気持ちのいい素晴らしい一日でした。天気のいい日だったけど遡行中他のパーティは見かけず、独占状態だったのも良かったです。ぜひまた行きたいです!

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奥武蔵・クリーンハイク(2015年6月7日)

毎年6月の第一日曜日はクリーンハイクです。日頃楽しませてもらっている山への感謝を込め、登山道とその周辺のゴミ拾いをおこなっています。今年は奥武蔵の高麗駅から日和田山、物見山、ユガテを経て東吾野駅までのコースです。

西武線高麗駅から日和田山登山口に来ました。ここまでの道路上にもタバコの吸殻などがいくつも落ちています。
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日和田山の山頂にある高麗神社奥宮からの展望は素晴らしい。大勢のハイカーもいました。すれ違うハイカーの皆さんから、「ゴミ拾い、ご苦労様です。ありがとう。」と声をかけて頂き、嬉しくなります。
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物見山の山頂に到着です。ここまでにも空き缶や雑誌など、いろんなものがゴミとして落ちていました。
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途中の山道で野菜の無人販売所がありました。新鮮で美味しそうなお芋を購入。
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ちょうど昼時にユガテに到着。ここでお昼ご飯です。
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その後も東吾野駅から武蔵横手駅まで、道路に落ちているゴミを拾いながら歩きました。持参したポリ袋はゴミでいっぱいでした。

今日一日の労をねぎらい、みんなで打ち上げです。山もきれいになり、ビールもひときわ美味しかったです。
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最近の山の中は登山者のマナーも改善してかなりきれいになってきましたが、最寄りの駅やバス停から登山口に至る道路上にゴミがまだまだ見られます。山への敬意を忘れず、ゴミはきちんと持ち帰りましょう。

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雨ヶ立(2015年4月12日)

谷川連峰の朝日岳の東方に雨ヶ立(1626.7m)があります。山スキーのメンバーもまじえて宝川温泉から前夜泊で行ってきました。(↓山頂にて)

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宝川温泉の駐車場から出発です。宝川沿いの林道を歩きます。
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快晴のもと、雪原を歩きます。
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途中、こんな隧道を通過します。
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川の中の丸い岩が雪を載せています。タオルを載せて温泉に浸かっているようだと誰かが言いました。
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林道途中のゲート前で一休み。ここには宝川林業試験地観測所があります。
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ここから左岸の尾根を登ります。
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スキーのメンバーも板にシールを施し、ズボッと足がめり込むこともなく快適に斜面を登っていきます。
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平坦な場所に出ました。高原のようです。
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尾根に取り付き、急斜面を登って高度を上げます。
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稜線に上がり、休憩です。結構きつかった〜!。
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遠く双耳峰の谷川岳が見えます。
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急登を迂回してきたスキーのメンバーとここで合流です。
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緩やかな斜面を登り、山頂を目指します。背後には上州武尊山が堂々とそびえています。
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山頂までもう少し。
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雨ヶ立山頂です。
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西側は白毛門から巻機山へと続く稜線が一望できます。昨年の春合宿ではこの稜線を向こう側から眺めていたことを思い出します。東側は北から平ヶ岳や燧ヶ岳、日光白根山も見えていましたが、上手に写真が撮れなかったのが残念。山頂からの景色を楽しみながら大休憩しました。
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さて、展望を楽しんだのち下山です。スキーを履いたメンバーたちは颯爽と滑り降りてゆきます。雄大な景色の中、楽しそうです。
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続けとばかりに徒歩のメンバー達もシリセードで。いい歳したメンバー達のはしゃぎっぷりをご想像ください(笑)
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こうして最高の天気の下、大展望を堪能して雨ヶ立登山を終えたのでした。
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